第5話エブリン
トイレへ急ぎ全てを吐いて小窓を見た。未だ暗い午前5時、アフガニスタンは真夜中の24時か25時だろう。
「それを護るのがキミらの任務だろう?」エブリンに問い質した旨の返事は、「ようやく知り合った日本人に誠実さを感じてやがて貴方を愛してしまったのよ?」
エブリンは除隊届けを国連に出しており承認されればかなりの量の退職金が支給される筈だ。
その箱と退職金を持って日本へ行き、貴方と一緒に事業を始めたいと言うエブリンは私を王様の様に扱い決して下には置きませんと、話していたが、日本人男性の心を擽るには十分なリアリティーだった。
だが、一度眼を瞑り冷静になった。愛していると言いながらも投資の話しを着々と進めるエブリン・デイビッド。
一流の銀行化家だと言う人物を紹介してくれた・・・。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます