こんにちわ皆々様の少尉です

俺は今接敵臨界域、敵艦の射程内にリーゼにて待機中だ。


小隊長として。

少尉なのに・・・大尉権限の軍属二人を従えて。


つか、おなかが痛い。


少尉の件をセーラー戦士・・・ミニスカ水夫の館でうやむやに流してしまったのが不味かった・・・


我が小隊は各機最接近、つか接触し待機中。

ハマミ中尉の動向を見守っている。


なぜ接触中かというと、三番機のパイロットの母子の娘がお話できないと不安で怖いつってるからだ。意味はわからない。離れていても通話できるだろ・・・


なぜ母子で航宙旅行をエンジョイさせてるかっつーと、二番機の搭乗員がイケメンおとうさんのおっさんだからだ。



・・・ああ、わかる。

おれも前世若かりし頃は、要領を得ない派遣社員のおっさんの業務報告にイライラしたもんだ・・・今はおれがおっさん、報告は当然自己保身な言い訳で支離滅裂。なぜならばまた俺も俺にとって特別な存在だからなのです・・・機械の所為だ!俺は失敗してない!会社が!世の中が!宇宙が悪い!


要点だけまとめると、俺は窃盗犯の家族の逃亡の片棒を担がされている。

逃亡の片棒。担いでる俺は用心棒。ハマミのおやじは三男坊・・・



「ジェイのお兄様、あたし、マビロシのケーキが食べたいわ」


ジェイてなんだよ・・・石をパンだつって尻穴に捻じ込むぞ・・・


「は、紅茶はいかがいたしましょう」


「ダージリンにして」


「あら、アッサムがよいわ。あなたはニルギリ?」


「二人とも、任務中だぞ。それにマビロシはザイオンが本場だ。ヴェーダの新型リーゼをしゃぶりつくすまで待つがよい」


次の亡命先はザイオンすか。。。マジでいい加減にしろといいたい。



ああ、時間をゼロG格納庫でルフィとハマミのチューを眺めてた平和な時間へと戻してくれ・・・いちおホッケー神に頼んでみたが昇神後かなり経っててもう時間の概念がわからないから危険とか言って拒否られた。


あの直後に、僚機の搭乗員達が憲兵隊と一緒におっさんと母子を連れてきて俺を脅迫しやがったんだよ・・・


やつらの脅迫材料はテーブルの上、セーラー戦士のコスプレで排便する俺の三次元データだった。捏造に違いない。


しかし、状況証拠だけはいくらでもあるし、俺に自信があるわけでもないし、なんとなく夢のような記憶もあったりする。


妻たちはどうでもいいが・・・これをガキどもに見られるのはキツい。


娘たちは喜ぶ(そんで友達に話して喜ぶ友達がお前のとーちゃん脱糞マン~wwてバカにしてきて発狂、事案発生までがセット)かもしれんが、ジークなんて自殺するかもしれんしな・・・フフ、どこまでも儚い奴だぜ。


そいや初等部でジークのガードをしている中等部の男子が妻たちへ相談に来ていた。

なんでも、授業や課外活動のサポートで汗やシャワーに濡れた姿を目にすると押し倒したくなる衝動に襲われ、いつか欲求に抗えずお家を裏切ることになると自刎を決意し訴えてきたらしい。


妻たちは行為に及ぶ時の注意点と使用する薬、通報する救急や保安へのコードを教えた後、優しく微笑みながらのたまったということだ。


「あなたたちの愛を、私たちは咎めません」


あああああああ!!!!!!!!!止めろよばかあああああ!!!!!!!!!!


悪魔か!


俺はアワ喰ってふじこさんに訴えたのだが、


「いえ、わたくしも息子と戒めつついつの間にか手ほどきの儀の準備を終えていたりと危険がありましたので・・・ジークのことはあの子の姉たちに一任しました」


・・・冷静になれた。


反乱に戻ろう。

データを受け取った時、奴らに言ってやった。


(お前ら・・・もう戻れんぞ。二度と女を奢ることは無いと思え)


(ああ・・・んっ、その、スマンお前がコナかけてた娘、付き合うことになって)

(俺も・・・お前が出したモン片づけてたら、子連れらしい娘から頼れる男性が欲しいつわれて・・・)


俺を置き去りに幸せを掴みながら二重三重のこの裏切り。


それよりキサマらダナーンズとしてのプライドは・・?!

いや、俺も雑巾がけで単位つか卒業つか入隊できたんだったわなんも言えん・・・


いつの間にか隣にいたルフィに目で訴えた(もちろん反乱についてだ)が奴は


(あきらめろ。この作戦は大尉主導だ)


パイセン・・・いや、そんなのマチスが抑えられないワケ・・・そうか。



マチスの奴、マシューと組んで俺をハメやがった・・・


・・・今気づいたわ。


おまえが邪魔だっつーから俺が骨おって・・・いや、俺は話聞いて頷くだけで神聖魔法以外とくになんもしてねーわごめんなさい。


俺はただフツーの軍歴が欲しいだけなのに・・・そんな贅沢な願いなのか?



あ、今なんか薄幸少女系物語の主役気分になれたわwww



警報が入る。


ん?


「リーゼ30機が接近中だと?二個中隊規模か・・・」


ダナーンズ粛清部隊か?それともユニオン・・・この宙域だとピーコデスの部隊か??


「おいジュリアン、俺と大尉が行く。お前は待機だ・・・守れよ」


「パイセンいたのかよ、いままでどこに・・・つか30機だぞ!ケツまくろ・・」


「行くぜ」


新たな警報。

ヴェーダの艦からも四機出ていく。


向かうのは30機の方だ。コッチじゃなくてよかった・・・


えーと、こっちから行ったのが6機、ヴぇのが4機で足して10機。


曹操流に言やあ各々が接敵と同時に一機撃墜、返す刀で二機撃墜、これで一気に対等だからあとは一機を落とすだけで敵は全滅。皆殺しにしろ!!!!!


てトコか・・・数学チート使った軍師モノ転生できやれるかもしれんぞ俺・・・




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作中では曹操以外サクッと死んでましたね・・・

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