第34話大晦日
今日は大晦日、1年最後の日に、俺は1年間の汚れを、落すべく部屋の大掃除をして居る。
1年間良くもまあ、どうしてこんなに埃が溜まるのかと思わず感心してしまう。
(ふぅ~、終わった)
約1時間、みちっり掃除をしてして、途中懐かし物が出て来て、掃除が止まってしまう、大掃除あるあるに遭遇しながらも、何とか終わった。
終わって見ると、毎年の事ながら、達成感が半端ない。
(終わったよ)
下で料理のかと仕込みを、して居る母親に終わった事を、伝えに行て、せっかくなら何か手伝をすることにした。
(はいー)
(何か手伝う?)
(ありがとう、じゃかまぼこ切って頂戴)
(ほーい)
(ありがとう)
そこからは、母親と夜の宴会に、向けて料理の仕込みをして、一番風呂を居ただいた。
夜になると、先に姉が、帰って来た。
(ハッピニューイヤー)
(姉ちゃん、まだ年越してねえよ)
(細かい事は、気にするな(笑))
(はぁ)
しばらくすると、父親も帰って来て、いざ宴会の始まりだ。
テレビには、年末恒例の歌番組が流れ、姉と父は、酒で少し出来上がって居る。
そんな風景を見ながら、今年あった色々な事を、思いだしながら、コタツに並んだ食事を食べる。
本当に今年は、色々あった。
一番大きい所は、やはり彼女が出来た事だろう、彼女と居ると、こんなに幸せ何だなとつくづく実感した。
そんな事を考えて、年越しらしくボーとしたり、飯を摘んでなんやかんや、して居ると 時刻は11時、後1時間ほどで1年が終わると言う所だった。
(もう、こんな時間か)
(皆、年越し蕎麦よ)
母はそう言うと、コタツに蕎麦を並べた。
蕎麦には、かまぼことネギ、そしてトロロが入って居る、とても美味そうだ。
(頂きます)
母親に挨拶をして、一口食べる。
めちゃくちゃ旨い、毎年これを楽しみにして居るくらい、毎年変わらすに旨い。
蕎麦を食べ終わると、時間は11時55分を少し回った所、後5分ほどで1年が終わる。
テレビのカウントダウンを聞きながら、来年もいい年になるように、願った。
そして今、午前0時新年を迎えた。
(おどうどぐん、あげまして、おめでどう)
姉はすっかり酔っ払ていた。
(おめでとう)
父に言ったては、疲れもあったのか、年越し蕎麦も食べずに、コタツで寝てしまって居た。
そして、由衣からも、電話が来た。
(明けまして、おめでとう)
(由衣、明けましておめでとう、今年もよろしく)
(それは、どうかしら(笑))
(由衣さん)
(冗談よ、今年もよろしく)
由衣の冗談は、心臓が止まりそうになる。
(今年はいしょに、初詣行きましょう)
(良いね、東北のじいちゃん、ばあちゃんちに行ってから、でも良いか?)
(問題無いわ)
(お土産、まってるわよ(笑))
(へーい)
(じゃあ、そろそろ切るわね)
(はーい、お休みなさい)
(お休み)
(やった)
由衣と初詣とは、最先の良いスタートだ。
そんな事を考えながら、今日は東北のじいちゃん家に行かないと、行けないので早く寝た。
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