第26話 VS丼パイ?
「まだまだやりますよ!! ゆけ、
コメント
g_g:がんばれよ、53世!
g_to:あんまり期待してないけど、がんばれ、53世
g_eye:今度こそ恋愛しろよ、53世!
g_e_h:がんばってくれ、53世!
『丼パイ?』を選択した。
画面に、口の部分がパイに包まれた大きな白い丼のようなものが表示された。
丼の側面と底面から、女性のような人間の手足が生えている。
あれは、なんのパイなのだろうか?
「初めまして、俺は
「ど~も~、初めまして~、あたしは『
ゲーム画面から元気そうな若い女性の声が聞こえてきた。
コメント
g_g:らあめんぱい・ぶんなぐりたいなwww
g_to:ぶん殴りたいなwww もうダメそうwww
g_eye:あの中はラーメンなのか?
g_e_h:どうなんだろうな?
「
『カツとライス』
『内臓』
『何も入っていない』
『分からない』
『ラーメン』
と書かれた選択肢が表示された。
「今度は五択ですか」
コメント
g_g:変な質問だな
g_to:なんて答えればいいんだ?
g_eye:ラーメンでいいのか?
g_e_h:そんな単純なのだろうか?
「名前にもありましたし『ラーメン』にしてみましょうか」
「なっ!? なんでそれを知っているのよっ!? この変態っ!! 成敗よっ!!!」
画面に『こうして俺は成敗された。 GAME OVER』と表示された。
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ!? なんじゃそりゃぁっ!? なんでそうなるんだよ!? 理不尽すぎるだろ!?」
コメント
g_g:ひどすぎwww
g_to:名前で言っているのにw
g_eye:53世ぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!
g_e_h:名前通り、ぶん殴られたwwwww
「まだまだぁぁぁぁぁっ!! ゆくんだ、
コメント
g_g:がんばれ、54世!
g_to:今度はどれにするんだ?
g_eye:素直に分からないで良いんじゃないか?
g_e_h:そうかもしれないな
「では、それにしてみましょう!」
『分からない』を選択した。
「それって、あたしに興味がないってこと? これは成敗ね!!」
画面に『こうして俺は成敗された。 GAME OVER』と表示された。
「はぁっ!? なんでそうなるんだよっ!? 短絡的すぎるだろっ!?」
コメント
g_g:ひどいwww
g_to:ひどすぎwww
g_eye:分からないのは仕方ないだろ!
g_e_h:またぶん殴られたwww
「正解はどれなんでしょうか?」
コメント
g_g:果たして正解なんてものがあるのだろうか?
g_to:あの中にはなさそうwww
g_eye:いや、冗談を言ってみたら、意外といけるかもしれないぞ!
g_e_h:冗談っぽいカツとライスを選んでみろ!
「分かりましたよ! では、ゆけ、
『カツとライス』を選択した。
「何それ?
「おや? 意外と好感触ですね」
コメント
g_g:これは友達になれそう?
g_to:冗談を言い合う友達から恋人になっていく感じか?
g_eye:恋愛シミュレーションっぽいな!
g_e_h:恋愛シミュレーションだからなwww
「ふーん、あたしの中にカツとライスか…… これは成敗ね!!」
画面に『こうして俺は成敗された。 GAME OVER』と表示された。
「なんでだぁぁぁぁぁっ!!!!! なんですぐ成敗するんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
コメント
g_g:冗談は通じなかった!
g_to:面倒なヤツだなぁ
g_eye:恋愛シミュレーションっぽさが消えた!!
g_e_h:恋愛シミュレーションなのになwww
「次は普通に『内臓』とでも答えてみましょう!」
コメント
g_g:確かに生物としては、それが普通だな
g_to:恋愛シミュレーションの答えとしては普通なのだろうか?
g_eye:どうなんだ?
g_e_h:まあ、やってみてもいいかもな
「では、ゆけ、
選択してみた。
「あたし、そういうの苦手なの! 成敗!!」
画面に『こうして俺は成敗された。 GAME OVER』と表示された。
「あ~、苦手な人でしたか」
コメント
g_g:あ~、そういう人いるよね
g_to:苦手だからって、成敗はしないけどな!
g_eye:またダメだったか
g_e_h:残りのヤツが正解なのだろうか?
「それはどうなんでしょうね?」
コメント
g_g:期待はできないなw
g_to:確かにw
「まあ、とにかく、やってみましょうか。ゆけ、
『何も入っていない』を選択した。
「あたしの頭は空っぽってこと!? これは成敗するしかないわね!!」
画面に『こうして俺は成敗された。 GAME OVER』と表示された。
「結局、全部ダメなのかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
コメント
g_eye:草
g_e_h:草
g_g:草
g_to:草
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