V

V2H【ブィツーエッチ】(略)電気自動車や燃料電池車のバッテリーから家庭に電力を供給する機能。V2Xには含まれない。


V2X【ブィツーエックス】(略)車車間や路車間を無線で通信する機能。

▼2015年にトヨタ自動車のクラウンが世界で初めて実用化した。サイバーセキュリティ法規が普及の足かせになる機能の一つ。


validation【妥当性確認だとう・せい・かくにん】(名・他サ)V字モデルにおける右上のフェーズ。お客様に提供する品質が確保できていることを確認する。

▼多くの場合は実機テストを伴うが、書面によるレビューであってもよい。

▼verificationと比較される。


VDP, Vulnerability Disclosure Program【脆弱性開示ぜいじゃく・せい・かいじプログラム】(名)善意の第三者から脆弱性の報告をしてもらい、迅改修に繋げるための仕組み。一般的に報酬はない。


vehicle【車両しゃりょう】(名)車輪の数や車体の大きさに関わらない、すべての車両。


verification【検証けんしょう】(名・他サ)

① V字モデルにおける右側の工程において、作業成果物を設計検証したり、実機によるテストをしたりすること。⇒testing

② (V字モデルの左右に関係なく)設計者が自身や自組織が作成した作業成果物をレビューすること。

▼検証という場合は、実機によるテストは必須ではない。一方で、試験や評価という場合は、実機によるテストのニュアンスが強い。

▼validationと比較される。


VIN, vehicle identification number【車台番号ビン】自動車の車台に打刻される、車両に固有の識別番号。車体番号。フレームナンバー。


virus【ウイルス】(名)〔非推奨〕自己増幅性のあるマルウェア。⇒malware

▼車載部品のコンピューターは性能が低いため、自己増幅性のある高度なウイルスには感染しにくい。

▼UN-R155 Annex 5の脅威10.1, 18.2で用いられている。


vulnerability【脆弱性ぜいじゃく・せい】(名)攻撃者が狙う欠陥や、攻撃を受けた原因の最小構成要素。セキュリティホール。「彼女は僕にとっての―だ」


― analysis【―分析ぶんせき】(名・自サ)リスクアセスメントのうち、脅威分析ではないもの。↔threat analysis

▼V字モデルの左上以外に位置する工程において行う。ボトムアップアプローチを用いることが多い。


― management【―管理かんり】(名・自サ)脆弱性への対応について、論理的根拠とともに記録すること。通常は、リスク低減ができなかった脆弱性について行う。

▼『CIS Controls』のひとつ。

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