主人公とヒロインの関係性が良い

いわゆる最強不遜主人公、という分類に分けられそうなキャラクターではあるのですが、本人の善性や人間臭さがわざとらしくなく描写されており素直に応援したくなるキャラクターをしています。

ヒロインもいわゆるチョロインにはなっているのですが、主人公が自分の見た目を理解してそれを活用していて、転生者のヒロインが現代日本人のオタクなら堕ちそう……と思わせるのであまり違和感もありません。

それでいてヒロインも記号的なキャラクターをしておらず、いい意味で一般人的な感性が論理的な主人公を絆していく過程も納得感があって読みやすいです。