第14話

14 ヒルツ大尉西へ14火の無い所に煙たてちゃう

http://www.youtube.com/watch?v=_RI_O-MFVXY


ヒルツ様御一行は連日のカジノ通い、飲んだり食ったり騒いだり高級から場末まで、公費乱用ドンと来い!小早川君は帰りたい!!

順番に意味があった。

「オレサ・イマドコ?・バイトナイ?」

早速メッセンジャーから「クーポン券」、高級中華料理店のVIPルームにご案内。

「ジャック、ビジネスの話なんでね一般客ん所で、好きなもんでも食っててくれ」

「承知致しました」

こいつ御指名多いだろうね


全身白の古色蒼然としたスーツに身を包んだ白髪の老紳士がご馳走の乗ったテーブルの前に座っている。

「もうチョット遊びたいんだけどね、ふところが寂しくなってさ、なんか無いかな?」

「それでしたら「白竜」を懲らしめていただきたい」

あイタ!サソリリストのまっくろくろすけだよ

「潰してじゃないんだ?」

「最近調子に乗って「付け届け」を忘れているようなので、少し懲らしめるだけでいいのです」

やれやれ、「お友達」とのお別れは悲しいねー。こいつらも黒だよ。

俺のディープスロートをサソリが使うんだろうーなー。今後の支払いは奴におっかぶせよーっと。

「OK子会社の奴らを少々イジメてメッセージを届けろって事でいいな?

重武装でこられたら、どーする?メッセージ自体シカトするかもー?そんときゃ手加減できねーぜ?」

「そう、ですね。彼らは完全な武等派です。手に余るようでしたら「子会社」程度は、潰してもかまわないのでしょうか。しかし全滅は困ります。

何しろ敵対組織と「白龍」のシマは重なっていて、拳闘しておりますれば

壊滅されると当方も困ります。その時は別レルートから「相談」させていただきます。」

「わーたっ!武器弾薬はそっち持ちだぜ?奴らとシマが重なってる組織連中の勢力図、と白竜の本部の地図、幹部、ボスの写真を貰っておこうか、武器庫の場所もだ、忘れんじゃねーぞ。おっと、ついでに周辺組織の頭連中の情報もだ」

「もちろんですこちらに」爪楊枝サイズのデータスロットルをテーブルに乗せ回してよこした。

そいつを左手の”クレジット”に差し込みながら

「せっかくのご馳走だ、冷えないうちに食ってくぜ。今晩あたり懲らしめてくるさ」

「結構です。どうぞごゆっくり」

死神博士然とした老紳士はゆっくり部屋を出て行った。


ホテルに戻りジャックを追っ払い。奴が渡したGPSをはずす

「小早川、これからイジメに行くぞ、お前は手を出すなまだ手の内を見せるのは上手くない」

「武器は奴らの提供をされた奴を?」

「遠隔セーフティー仕込まれてたら厄介だ、サソリの用意したアレを使う。

足りなかったら武器庫から宅配してもらうさ。

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