第32話哲学とは何か?

哲学とはなにか?という質問を受けます。捉え方は様々あると思いますが。哲学のひとつの役割としてその時代時代のトレンドとなる思想的根拠を決めていくという役目がある。政治経済科学医学法学その他あらゆる分野で根拠となるその時代の思想的トレンドがある。それを先取りするのが哲学の一つの役割。


19世紀ならばカントのドイツ観念論、大きな物語。20世紀ならばデリダのフランス現代哲学、差異の哲学。そして21世紀現在最先端の思想こそ「倫理」であります。これは養老孟司先生にはじまり伊東乾先生、宮台真司先生も言及してるのですから間違いないのでしょう。


人工知能、生命科学、さらには、環境破壊、気候変動、格差拡大、世界戦争と現代的な問題が表面化する中でいまの人間に問われている哲学的テーマが「倫理」だということです。倫理=ethics。養老孟司先生は盲滅法に言った訳ではもちろんなく歴史の文脈に沿って11年前に、オバマ大統領の世界平和の後の命題は倫理だという言い方をした。


そしてもうひとつ東京大学が言及した哲学が「デザイン」です。革新を「デザイン」するスーパーヒーローの登場を待ち侘びてるフシがある。坂本竜馬、ジョン・レノン的な。その「ヒーロー待望論」がおかしなねじ曲がり方をしたのがトランプやプーチンの登場でしょう。彼らだって本当は正義のヒーローになりたかったはず。


今現在スーパーヒーローになれる資質を持った日本人。何人か心当たります。山本太郎、大谷翔平、桜井和寿など。革新をデザインするスーパーヒーロー(´・ω・`)


イチローさんや中田英寿さんもいいですね。みんな良い資質を兼ね備えている(´・ω・`)


若いうちから権力におもねっているようなヤツはダメです。伊東乾の「反骨のコツ」を読めと(´・ω・`)

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