097 僕がお姉ちゃんを大大大好きな理由は、添い寝してくる姉の…

「(ガチャッ)

(パタパタパタパタパタ)

―――お帰りー!

(ぎゅー)

あー、あったかい。

お姉ちゃん、君に会えなくて寂しかったんだー。

(ぎゅー)

(ぎゅー)

…あ、ごめんごめん。

苦しかったよね。

……お帰り。

今日は早かったんだだね。

………もう。

「私に会いたかったー」なんて、とっても嬉しいな。

今、夕ご飯作ってるところだからね。

………今日のメニュー?

…ふふ、さてさて。今日のメニューは何でしょう?

ヒントは………君の大好物!

もう少ししたらできるから、お手て洗ってテーブルで座って待っててね。

………

………

…もう一回。

(ぎゅー)

うん。満足満足。

それじゃあ、手、洗いに行こうねー」




「(パクパクパクパク)

(パクパクパクパク)

………ふふっ。

どうかな。今日のグラタンの味は?

…そう。よかったー。

君に喜んでもらいたくて、頑張って作った甲斐があったよー。

…あ、でも中の方はまだ熱いと思うから、気を付けて………

って、言ってるそばから。

はい、お水。

(ゴクゴクゴク)

………いえいえ、気にしないで。

それより、もう一回火傷すると大変だから…

ふー、ふー。

はい、あーん。

(パク)

………ふふっ。おいしそうに食べてくれて、私も嬉しい。

それで、今日は学校はどうだった?

ちゃんとお勉強についていけた?

…そう、テストで満点だったんだ。

えらいえらい。

………うんうん。うん。

…へー。

………え。放課後に、クッキーを渡された………?

えっと、誰に、かな?

………隣の席の子に…

それで、そのクッキーは………?

そう!

「いらない」って言ってその子に返したんだね。

「お姉ちゃんの作ったもの以外は食べたくない」って。

お姉ちゃん嬉しい!

…えらいね。ちゃんとそうやって断れるなんて、君はすごくえらいよー。

君のが食べるものは全部、お姉ちゃんが作ってあげるからね。

他の人のものなんて、これからも食べちゃダメだぞ?

………うんうん。いいお返事。

…あ、グラタンなくなっちゃったね。

まだあるけど、お代わりする?

………うん、じゃあよそってくるね。

でもまだまだ熱いから、ちゃーんと冷ましてから食べようね?」




「(ジャー、ジャー)

………お湯加減、大丈夫かな?

…うん、わかった。じゃあもうっちょっと下げて…

このくらい?

…うん。じゃあこのままお湯かけていくね。

(ジャー、ジャー)

…足とか腕とか、結構汚れちゃってるね。

今日、体育あったんだっけ?

………へー、サッカーだったんだ。

活躍とか、できた?

………あー、まあそうだよねー。

部活やってる子には、かなわないもんね。

しょうがないよ。毎日毎日部活でやってる子にかなわないのは、仕方ないと思うよ。

それよりも、精一杯体を動かす方が大事だと思うな。

結果は出なくても、自分が何をしていたかの方が大切なんだよ。

君はちゃんとグラウンドを走り回ってボールを追いかけた。

それだけでも、えらいえらい。

………じゃ、そろそろ体洗っていくねー。

(ワシャワシャワシャワシャ)

(ゴシゴシゴシゴシ)

…んー?そんなことないよー。

そりゃあ筋肉とかは多くないけど、あればいいってものでもないし。

君は君で十分、カッコいいから。

私は好きだよ、君のこの体。

………って、あれ?

ここ、ちょっと擦りむいてるけど、どうかした?

腕だし、サッカーでこうなったわけじゃなさそうだけど………

………え、転んだの?大丈夫だった?

…そう、よかったー。

それで、このままにして帰ってきたんだ?

保健室とかには、行かなかった?

………そう。お姉ちゃんに治してもらいたくて、家に帰ってくるまで我慢してたんだね。

えらいえらい。

そうだよねー。お姉ちゃん以外に、君の傷を治せる人なんて、いないもんね。

それに、お姉ちゃん以外の人に、君の体触ってほしくないし、本当にえらかったね。

えらいえらい。

(なでなでなでなで)

…じゃあここはお姉ちゃんがよーく洗って………

それから…

いたいのいたいの、とんでけー

いたいのいたいの、とんでけー

いたいのいたいの、とんでけー

………もう痛くない?

…そっか、よかった。

これからも君の傷はぜーんぶ、私が治してあげるからね」




「(カチ、カチ、カチ、カチ…)

………あらら。

もう目がとろーんってなってるよー。

もう10時だし。そろそろおねむの時間かな。

じゃあ、一緒にお布団に入ろうか。

(モソモソ、ゴソゴソ)

…はーい、ちゃんとお布団かけたから、もう寝ましょうねー。

そう、ゆっくり目を閉じて………

そのまま、お姉ちゃんの声に、耳を傾けて………

ゆっくり、ゆっくり、舟をこいで………

………

………

………

…寝ちゃった、かな?

(………)

…静かな寝息。

今夜は、君はどんな夢を見るのかな?

………

…それじゃあ、そろそろ、今夜も始めよっかな。

さて。

………君はお姉ちゃんのことが好き。

君はお姉ちゃんのことが好き。

君はお姉ちゃんのことが好き。

君はお姉ちゃんのことが好き。

君はお姉ちゃんのことが好き。

君はお姉ちゃんのことが大好き。

君はお姉ちゃんのことが好き。

君はお姉ちゃんのことが好き。

君はお姉ちゃんのことが好き。

君はお姉ちゃんのことが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが大好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが大大好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが大大大好き。

君はお姉ちゃんが好き。

君はお姉ちゃんが好き。

お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが大好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが大大大大大好き。お姉ちゃんが大好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが一番好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんだけが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんを好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。お姉ちゃんが好き。

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君は、お姉ちゃんのことが、だーい好きっ。

一生、愛している。

お姉ちゃんの元から、離れない。

お姉ちゃんと、ず―――――――っと、一緒にいる。

………

………

………

(………)

…ふふっ。かわいい寝顔。

これからも、お姉ちゃんと、ず―――――っと、一緒だよ」

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