もう行けない

Pink-Kiwi🥝

第1話


「もう起きるの?」

ベッドに座り くしゃくしゃの髪のまま 目を擦っているビッグに声をかけた。


「うん… おはよ🌞」

可愛らしく振り返ったビック。 そのままボクに馬乗りになり、顔を覗きこんできた。


「ちょっと出掛けてくる」

「ティームに頼まれたんだ」


ティームに?

何を?

聞きたかったけど、口をふさがれたので 聞けなかった。ボクは彼の髪の甘い匂いがたまらなくスキだ。鼻の穴を拡げてフンフン嗅いでいたら 嫌だよぅって首を振りながらベッドから降りて、シャワーを浴びに行ってしまった。


急いでいるのだろうか?



Pink-Kiwi🥝

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る