フレンドリー麦茶爆弾

フレンドリー麦茶爆弾

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリー紅茶手裏剣が欲しいです」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリーカジキマグロ爆弾が必要なのです」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリーミネラルウォーター地雷はありませんか。二時間目までに準備する必要があるんです」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリーオレンジジュースマシンガンはありませんか」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリー緑茶キーボードがあったら、四十万で買います」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリー麦茶爆弾ってなんですか」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「いりませんね。帰って下さい」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「戦争反対」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「それはつまり、俺と戦うってことかな」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「なるほど、この部屋に入るための秘密の暗号を知っているようですね」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリー茜茶バンパーを三つ下さい。フレンドリー麦茶爆弾はいりません」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリーサイダー奇数を」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「熱湯バスツアー梟型があるなら買いましょう」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「ミスターバンカーラブは、」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「あの、ここ八百屋ですよね」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「ここ、図書館ですよ。ただ、買いますけど」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「爆弾じゃなくて、ボムって言ってね」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリーじゃなくて、親友風って言ってね」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリー麦茶カッターを大至急、用意して下さい。死人が出そうなんです」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「ジャージで出汁をとってみたいんです」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フレンドリーファイアではなく、麦茶爆弾ですか。なんですか、それは」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「フラインドリー鶯茶爆殺攻撃ということですか」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「友情お麦ティーボムですか」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「それより僕と踊りませんか」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「いりません。さっさと帰って下さい」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「タダならいいですよ。タダならね」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「なんですか麦茶爆弾って」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「兵器を売っていることに罪悪感はないのですか」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「誰を不幸にしようとしているのですか」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「それよりフラダンスをしましょう」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「あぁ、七つくれ」

「フレンドリー麦茶爆弾はいりませんか」

「ありったけ頼む」