・burutally honest という言葉

「あなただったかもしれなかった物語」を、brutally honest 残酷なまでに正直に、書く。


試行錯誤の初期作品群では良くも悪くもぶれていますが、

これが現在の私の姿勢というか、心意気です。


brutally honest は海外の友人がよく使っている言葉で、

行く先に迷ったとき、「仮に残酷になってでもしたいことは何?」と問いかけるのだそうです。

この発想は、私にはなかった。以来、気に入って使っています。


ぎりぎり、「類義語」と表現しますが。

私の中ではカクヨムを始めた当初、浮かんだことを「情け容赦なく」書くという心情があったんです。むしろ、それしかなかった。

でも、ふと思いついた brutally honest を言葉にして真ん中に置くと、似ているようで、どこかが確実に違う景色が見えました。

なんていうか、やみくもじゃなくなった気がします。

自戒ですが、ただ「残酷」になるのなら、簡単じゃないでしょうか。


深淵しんえんだって、覗きたければ覗けばいいんだから。

文化は本能の抑制のためにあるという論がありましたが、私もそう思います。


ところで悔しさって、本能に近いものだと思うんです。

唇を噛んだ、あの瞬間。立ちすくんだ、あの道。

誰にも分からない、明日、一分一秒後の自分たち。

burutally honest.


私なりに消化しなおした数多の目線が、作品にも反映されているといいなと思います。


というか、本当は川上弘美さんみたいな楽しいエッセイを書きたいのに、なんでいつもこう堅苦しい話ばかりに・・・・・・コンプレックス ( ̄▽ ̄;)💦















 


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る