応援コメント

トレーラー(Ver.1.0)」への応援コメント

  • 読み終えた直後の汚い感想。

    うおおおお佑くん!!??
    嘘でしょ君めちゃくちゃ頑張ったし命かけてたし由祈ちゃん殺してまで守った日常に戻れない(戻らない)の!?!?

    いや、でも文香ちゃんと一緒に居るし由祈ちゃんがいたことによって得られたものもあったし何もかも捨てたとかそういうわけじゃないし、新天地での新生活と思えばそれはそれで、いいのか?よくねぇ。よくねぇけど本人は納得してる事だから幸あれと願うしか出来ねぇよ。
    君の特性というか願望的には、大切なものほど遠ざけておいた方が大切にしていることになるんだろうけど。辛い。
    ちょっと!!ねぇ!!!!次の章?(トレーラー)でどうにか幸せになれる予定なんだよね!?そういう話じゃない?違う?彼が血反吐吐きながら大切なもののために果てのない戦いを続ける物語になるの?今章はその序章に過ぎないと?苦しい。

    ハァ、ハァ……それで、伊草さんは読んだうえで感想意見を求められているらしい。微力だが何かお力になれないだろうか。
    旧版を読み直すか?踏まえた上で新版を読んだほうがいいのか?……わからない、とりあえずちょっとだけ新版を覗かせてもらおう。

    >これは“からっぽ”の少年が、自分だけの“願い”を叶えるまでの物語。

    ぐうぅぅすげぇ!!嘘が何一つ書かれていない上に、初見の印象と物語を読み終えた後の印象がだいぶ変わる文章じゃないですか!!すごく大好き!でも読者の心は辛い!!!!
    そんなに感情を堪えきれなくなった一人の人間がゴリラのドラミングをする姿が見えてぇか!!これが無様だ!!!!



    まず、お見苦しい感情的な文章を読ませてしまい申し訳ありません。

    私がそのまま感想を書くと、以上のような直情的と呼ぶのもおこがましい乱文になりがちなので、目が滑らない程度に一般的な文章に寄せているんです。
    ただ、ご意見募集板の大切な説明とお願いを読んで、伊草さんにとってよくわからないノイズ、気持ちの裏側の余地が混じらないのは思いのままに書いた文章のほうではないか?と考えて、ほぼ取り繕わない形で書かせていただきました。私の勘違いで伊草さんを困惑させてしまっていたら本当にごめんなさい。

    とても楽しく心を揺すられながら読ませていただきました。
    上の感想の通り、物語のメインである佑くん、由祈ちゃん、文香ちゃんの関係がとても好きになりました。
    特に私は由祈ちゃんが好きになりました。ぐにゃぐにゃ曲がって曲がって、でも最終的にはコイルのように柔軟で頑丈な強い意志を持って、誰に理解されなくても身勝手さを貫いた愛情深い女の子、散りざまもまた美しかったです。
    だから彼女の最期はとても、良かった。文香ちゃんも心動かされた男の子と再会してこれからも一緒にいられるんだね、良かった。でも、佑くん、君はそれで……(中略)

    どこ目線の感想だよと思われるかもしれないので、私はキャラクターに感情移入しつつ、彼らを撮影するカメラマン的視点で物語を読むタイプですと弁明を残しておきます。
    識域のホロウライト撮影現場で出演者に差し入れだとおにぎりと揚げたてコロッケを配るスタッフがいたらそれが私です。みんなでほかほかの飯を呑気に食べてください。


    これ以上とっ散らかすのも申し訳ないので一度〆て、読んでいて気になった点を書かせていただきます。
    ちなみに旧版のみの内容です。
    新版をちらっと読ませていただいて、ほぼ新たに書き起こしされているのがわかり、この時点でもう気味の悪い文章量が倍になる恐れがあるためです。
    私は能天気エンジョイ作家なため、気になったココはこうしたほうがより読まれるよ!といった建設的な考察を書けないのでご了承ください。


    *一人称

    一人称の物語はわかりやすさを重視した、ゲームで言うところのFPS、視野の制限された視点でのお話だと思って読んでます。
    伊草さんの文章はTPS、動き回る主人公を中心とした周辺全体の細かな描写が多く、三人称のほうが映える印象を受けました。動きに勢いのある戦闘場面だと特に。

    佑くんの身体能力と触覚が優れてるとはいえ、人間の五感でそこまで精確に全体を把握し切れるか?と。
    失礼な、全部佑が感じ取ったものだよ!って事だったら私の読み込み不足です。ごめんなさい。

    ただそれだと、彼の普段の口調と描写の差を感じました。
    小説の描写としてはかっこいい、的確な表現だけど、彼の台詞としてそのまま口から出したらおかしい。彼が感じた彼だけの感性なのに、彼の言葉ではない借り物感がある。
    普通の男の子なのに、急に軍人みたいな事言いだしたけど、変な動画見て影響受けた?みたいな、ちょっと首を傾げるくらいの違和感。
    そこが伊草さんの悩まれている(いた?)らしい、文章の硬さに繋がっているのではないかな?と。

    でも、三人称がいい!とは思ってないんですよ。
    佑くんは言葉少ななタイプなので日常パートで挟まれる心情からだいぶ親しみやすい子だなぁという印象が読み取れたり、キャラクターの独白的な話(オリジン、いつか死ぬなら等)での女の子たちの心境が感じられて、すごくいい!好き!惹き込まれる!と読ませていただいたので。個性的でありながら読みやすく味わい深い伊草さんの文章が私はとても好きなのですが……それが公募選考向けか否かは全然わからないので、ただの感想程度に読み流していただけると幸いです。


    *鈴の音

    一冊の本の中の描写として考えると、ちょっと多く感じました。
    文香ちゃんの綺麗な声のイメージとして鈴を印象つけているのは、後々何かの伏線のためか?と途中から思いつつ読んでいたのですが、特になく綺麗な声のままで終わったので、ささやかな量ですが文字数削減のために二、三ヵ所減らしても問題なさそうだと思います。
    もしかしたら私の勘違いかも、と思い数えてみたところ、十二ヶ所でした。鈴を転がすような、の類義語も含めると十七ヶ所。
    私の数え間違いとかもあると思うので、参考程度に。


    以上です。
    読み直せば読み直すほど、「とても好みな作品でした!面白かったです!執筆頑張ってください!」の一行のほうがすっきりまとまってお時間を取らせずに済んだと思わずにはいられません。
    長文失礼しました。

    作者からの返信

    おお、情緒、この情緒……これこそが……!!

    以前一度作品を引っ込めた際、何より思っていたのは「このままじゃダメじゃあ!」「で、でも伸びしろ……僕にはもう伸びしろが……!!」という煩悶デッドエンドでありました。
    「まあ落ち着けよ、ほらこうすれば伸びたろう、まだやってみていいんじゃない?」「ハァーッ‼」という経緯を経て最終的には戻ってきたわけですが、このお悩みは割と最近まで引きずり続けることになりました。

    いやその、「ああ、ダメかどうかはともかく舞台に立つからには前提としてあんまりあっちこっちブレたりしてはいかんな。良くも悪くも変形しやすいスタイルからは離れよう」となっただけで今でも気にはしているんですが、もうちょっと安定感アリというか、フラフラにはならなくなったかなと。

    こう、なのでツッコミにせよイイネのお言葉にせよまだ受け止め方の変動期・模索期でして。どんな顔をすれば……おれは……! とよくなっているのですが、今回はなおのこと特大の波ということで、本当にアババとなった次第です。

    なんたって、なあ……。
    情緒系感想は伊草の弱点属性でして、とにもかくにも効きまくる。
    それを雄弁な言葉で補強してくださるとなると、もう、なんですか。単体特攻スペシャルアタックバフもりもりブーストもついてドン、みたいな……。

    時間を費やして冷静になったあと(なりきれてないですが)まず考えたのは、「どうすればこの感想に応えられるだろうか?」でした。
    応える、であって、報いる、ではない。
    「報いる」というのは、書いて下さった分量とか熱量とかと同じものを単に拠出することで、スタイルチェンジをした今、避けるべき方針の代表格です。
    では「応える」、これは?
    考えたすえ、「賭けられたものにおかえしを撃つ、義務でないからこそ意味があるものを撃つ」という感じの暫定解を出すに至りました。

    ではこの場合のそれとは? とは?

    まだ答えは出きっていないのですが、エイヤと出します。
    つまり以下がやっと「コメントへのお返事」です。長ェな⁉ ホントスミマセン!

    おらァ行くよ! 箇条書きでお伝えします!!

    ・執筆がんばります! いつも七難八苦という顔でやってるんですがおかげでいいスマイル出来そうです! ボロボロ疲労困憊でオムライスを作れ直衛ェ!!
    ・これ、宝物になりました。心の殿堂に大事にしまって持ち歩きます
    ・新版なんですが、よかったら是非おいで下さい。いえクレクレではなく!! 痕跡残さなきゃとかご負担なくおいで頂けたら。より活き活きしている連中がそれぞれらしく夏祭りを楽しんでる姿など、現状の全てを注ぎ込んで公開しておりますので……!

    ありがとうございました!