管理されたいっ!

@kimoiko

第1話

side戸塚とつか けい

僕は身長の低い髪の長い女の子が好きだ。

そして何より!!

小さい女の子に管理されたい!!!ろりこんといわれることもわかってる!

「お金こんなに使っちゃダメでしょ!!」とか

課題をやらなかったら「なんで課題やらないんですか!!こんなの手伝うの私ぐらいなんですからね!」って怒ってほしい!

その他もろもろ管理されたい!!!

あ、あとぼくにめっっっっっっちゃ甘くて言うこと聞いてほしい!

え?きもいって??

もちろんそんなことはわかってる。

そんな子いるはずないし、てかいたらやばすぎるってことも...わかってるんだ!!

しかも、僕は生徒会長で少なくとも外では成績優秀でまじめな高校2年生として過ごしている!

「会長はどんな方とお付き合いしているんでしょう」「やはり知的で美しい方なのでしょうね」

とうわさされるほどにはそと

僕の社会的地位のためにもやばすぎる性癖がばれるわけにはいかない!

と、思っていたのがつい二日前だった...!



めっちゃドタイプなおんにゃの子に!!!

あってしまったのだ!!!



sideゆずりは 奈南なな

私は今年から秀明しゅうめい高校に入学した一年生!!

レベルの高い高校に受かって晴れて楽しい高校生ライフを!おくっていたはずなんでけど...

なんか!めっちゃ!!見られてる!!!

隣の車両に乗ってるひとから...

え、しかもあれってうちの生徒会長だよね!!

後ろに人いないしちょっと動いたら目線動くしこっち見てるよ!!!

でもそっちの方向を見ると目をそらす...

あの人はあれでばれていないつもりなのだろうか?

完璧な生徒会長だと思っていたけどちょっと抜けてるところもあるらしい

視線も女子からするととても分かりやすいしずっとこちらを見ているのはただのやばい奴だからやめたほうがいい。

まあいつもと違う時間の電車に乗っているから見覚えがないことを珍しく思われただけだろう。

そういうことにしておこう。

目を付けられたくない...

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

管理されたいっ! @kimoiko

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ