鳥肌がたった。一つ明かされては、また一つ謎が生まれ。そんな中、主人公と一緒に謎解きをしていくような体験が、読書を通じて味わえた。これが高校生に書けるのか……頭が上がらない。最後まで読まないと分からない。最後まで、何が起きるか分からない。巧みな構成力と表現力で、一瞬にして迷宮に引き摺り込まれる、そんな作品。一度このカフェを訪れてみては?