▼004『世界が変わるたった一日のこと』編【05】

◇これまでの話







◇第六章




 そして五分後には、自分は先ほどと全く別の場所に立っていた。


「山の上――ッ!?」


「高原ですのよ?」


 おかしい。さっきまで地下の訓練場にいたのではなかったのか。


「ドア開けたら高原とか、ちょっと凄いよね。ついでにこっちにはテラスと屋根付きカウンターがあるし」


「そりゃあ西立川駅商店街が所有する小空洞だからな。

 広さ二キロ四方で、1st-G系の階層拘束にあるから過ごしやすいぞ」



■1st-G系

《素人説明で失礼します

 1st-G系とは 空洞内各階層を支配する階層拘束のカテゴリの 一つです。

 1st-G系の主な階層拘束は


 ・――文字は力を持つ


 というもので 支配階層は 文字列によって変化する気候や大地が名物です》



「え、ええと?」


「お前、1st-G系なら、もう見てるぞ? 図書館のアレ、書架式は主に1st-G系の技術を用いたものだからな」


「アー……。要するに文字が術式になるものの原型、みたいな?」


「もうちょっと変かなあ。ほら、あっち見てみて」


 高原。

 高台にいるこちらから見て下の方には、花畑が広がり、更に下には川が流れている。

 だがそれらを見ていて、


「んん……?」


 文字だ。”花畑””川””初夏”など、そのようなものが、それらの上や空中に浮いているように見える。これはまるで、


「――地図を開いたときに見える書き文字みたいですわね」


「あ、うん、そんな感じ! 何か浮いてる……? いや、実際には浮いてないんだけど、何かそういう風に感じる?」


「ダークエルフの視覚だとどう見えるか、ってのがあったけど、意外にフツーだな」


「どういうことなんです?」


「――環境言語だ」



「――1st-G系列の場合、”花”という文字列を持つ植物が自然に集合すると”花群”という文字列を集団で獲得する。

 ”花”を植えて人工的に集合させると、その文字列は”花畑”になる。

 ――つまり環境が、自分を表現する文字列を獲得して、自分の存在を確定させる」


《そうして自分の文字列を自ら獲得した場合 その環境はなかなか変化を生じなくなります》


「そういうもんなの?」


《一晩でダークエルフになった貴女には実感しづらいと思いますが たとえば”少年”が”青年”になるには それなりの時間と経験が必要ですよ》


「おおう。言うねえ、このチュートリアル」


《どうも有り難う御座います それが仕事ですので

 ともあれこれは 環境保全に手を加える手間があまり必要ではない ということで 1st-G系列の階層は 観光や保養などに使われる場合が多いですね》


「一方で生産するときは、畑とかに結構肥料ぶちこんだり草むしりとかしないと育成が”収穫”まで進行しなくて、結構大変なんだってね」


「ビミョーに便利なんだか不便なんだか、って処ですねー……」


「ただまあ、場合によっては危険だぞ」



 何が? と振り向いた先、ハナコが近くに落ちている石を拾う。

 その石に、彼女は、後ろにあるテラスカウンターからペンを一本手に取った。メモ用の細目マジック。それをもって石に書かれるのは、


「”爆弾”。――これでこの石は爆弾になった」


 ほら、とこちらに放る。それを、皆が、わあと引いて、


「ほら、梅子さん! 背後に隠れる!」


「アレアレ何で自分は気にされてないんですかね!?」


 ともあれ自分はキャッチした。すると顔横に表示枠が出て、


《仮想タスクレベル1:放られた石》

:タスク=6


「ンンン!?」


・冷静に身構えてキャッチ。

:冷5+DEX4+防御6

:アンサー=15


「お? おお!?」


 何か始まった。というかすぐに終わった。手には石があり、


「ええと、今のは――」


「”判定”を行ったんですわ。プロセス表示を設定しておくと、今のように表示されますの」



■プロセス表示

《素人説明で失礼します

 プロセス表示は”行動・判定に用いられた数値”を表示します

 しかし相手の能力が不確定であったり 状況によって表示内容の最適が変化します

 この場合 貴方に解りやすいように変更を入れて表示致しますので 御理解下さい》



「判定、結構クソ仕様だから、表記安定しないんだよな……」


「だよねー……。でもDE子さん? さっきの訓練場の設定でここ来てるから、何か特殊なことすると出るよ?」


 成程、と己は、手の中の石を見る。

 石だ。

 爆弾と書いてあると言うことは、ここの階層拘束だと実際に爆弾……、かもしれないが、


「……石?」


「バン!!」


「うわ……!」



「お前、ちょっとシャレにならないから、そういうのやめろ今!」


 黒魔先輩の言うとおり、流石に引いた。

 だがこちらの手の中の石は、石のままだ。


 ……どうなんだろ?


 引き気味に確かめるこちらに対し、カウンターに炭酸のグラスを並べる触手が笑う。


「大丈夫だよ。

 1st-G系列の階層拘束は強力なんだが、今みたいに”書いたらそうなる”を実現するには、もう一つのメジャー階層拘束が必要だ。


 ・――文字には力がある。


 っていう、これが、


 ・――文字には力を与える能がある


 と揃ったとき、今みたいな”爆弾”は、石じゃなくて”爆弾”になる」


「燃料と機関、みたいな関係かなあ」


《そうですね どちらも揃って 強力な文字加護となります

 ここは前者だけがある場所ですが 育成や成長 または人の手による加工によって 文字列が生じ そこで初めて力が確定します

 そのため 緩やかな しかし確立すると強い環境が作られているのです》


「つまりここで”爆弾"作ろうとした場合、まず、ちゃんとした爆弾を作る必要が有る。

 そしてそれが出来たとき、その爆弾に”爆弾”って文字列が生じて確定になる。

 中途半端なものが出来たら、よくて”中途半端な爆弾”だろうな」


「品質保証で”1st-G準拠”ってのが、一応あるぜ?」


「アー……、何となく解って来ました。

 ちゃんとしたものでなければ存在出来ないけど、ちゃんとしてると本来のものより強固になるんですね」


「今、私達も、その”名前”に従って、憑現力にそれなりの強化がなされていますね。ゆえにここは、訓練の場としても最適です。

 ちょっと実力上げていろいろ出来るので」


 そうだなあ、とハナコが小さく笑う。


「でも気を付けとけよ? 1st-G系列のメジャー階層拘束が揃うのは結構レアな確率だが、揃った階層はマジ戦場っていうか、インスタント武器のぶつけ合いになって、かなり派手なものになる。

 こんな平和な空間じゃねえぞ」



 そして肉が出た。

 テラスから少し離れた位置。テントサイトにもなっている広場に、バーベキュー用のグリルが出され、


「おーし、良い感じに焼けてきたぞ。今、切ってやっからな!」


「肉が肉を焼いてるぜ……」


「やめろよそういう自覚あること刺してくんの!」


「ニックって、”肉”とか、そういう意味じゃ無かったの……?」


「だったら名前は”ユムシ”が正解じゃねえのかな……」


「聞こえてるぞ! おい!」


 ともあれいろいろなものが使い捨てのアルミ大皿に乗せられてくる。

 切った肉もだが、ソーセージの他に、


「お前ら、野菜食うの面倒だろうから、麺少なめの野菜塩ヤキソバに仕立ててやったからな、テキトーに取ってけ」


「そう言っておきながらスティック系のサラダも用意するあたり、見事ですわね」


 と、アルミ皿から厚切り肉をフォークで刺して持っていく牛子を見て、己は思った。


「あの、失礼なことかもしれませんが」


「いきなり畏まって、何ですの?」


 いや、と己は彼女の取り皿を手で示す。


「共食いにならないの?」


「ソレとコレは別ですのよ!?」



《――ニック様のホストで言定状態に移行しました》



《お前らの和を乱さないように俺がホストになるが、俺も牛子のそれ、以前からかなり気になってた》


《う、うん。初めて一緒に食事したとき、ビーフカレーにトッピングでトンカツつけてて、”どっちもいいんだ”って思った》


《豚肉は関係ないんじゃないかな?》


《でも牧場の牛に牛肉出したら食うよなあ多分。どうなんだよ牛子》


《に、二重三重に失礼ですわね……!》


《というか結局、どういうことなの?》


《気分の問題では?》


《この画面――ッ!》


《まあ、マジ回答すると、憑現深度が5になって完全化しない限り、ベースは人間な?

 嗜好とか、憑現物に引っ張られることがあっても、元の人格が強いんだ。

 だから姿形が変わっても法的には人間として扱われる。

 そうしておかないと、憑現物に合わせた生活を強要されることにもなるからな》


《あの》


《ん? 何?》


《自分、ダークエルフらしいってんで、前開きパッツンパッツンを強要された憶えがあるんですけど》


《前閉じた場合、出場時のアリーナ通過で客席から”ええええ!?”って言われるぞ》


《誰のせいなんですかね!?》


《――すみません。宜しいでしょうか?》


《おう、何だよ?》


《完全化しているニック様が、お肉を食べるのは、共食いになるのですか?》


《新たな火種を増やすな……!》



《――言定状態を解除しました》



「思わず状態解除しちまったが、判断の基本は人格の有無だから、男性の場合は完全化でも人格残ってると、そこらへんはお前らと同じ扱いな?」


 あー、中間域の座学で聞いたことがある、と思い出す。

 ともあれ黙々と鶏肉狙いで食ってる梅子などを見つつ、ふと、このフィールドを見る。

 高原。

 季節としては”初夏”だ。

 そう書いてある、ように感じる。

 そして視線を谷側や向かいの斜面に向けると、


「……意外に、建物ありますね」



 牛子は、DE子の視線を追うようにして遠くを見た。

 確かに、森の中や河原の近く、そして斜面となっている草原の上にも、木材を使用した建物が幾つかある。

 あれは何かと言えば、


「訓練場や、寝泊まり用のバンガローですわね」


「寝泊まり?」


「静かでいい場所ですよ?」


「一応は小空洞でメジャーな1st-G系列。

 だからここで長期行動訓練とかするのね。

 やっぱり大体の人達はキャンプ経験はあっても熟練してないから」


 言われる意味は、一つの事実を示す。

 それを悟ったであろうDE子が、慌てて振り返って口を開く。


「……ミッションって、一泊以上掛かるものもあるの!?」


「ええ。私くらいのものでも、二度ほどありますわね。そういうの」


 はー……、と感心したように頷く彼女が、こちらに視線を改めて寄越してくる。


「昨日、こっちのこと庇ってくれたりで、対処出来る訳だ」


「いえ、あの程度、大したことではありませんのよ?」


「え? 何かやったのか?」


「私が駆けつけたときには、牛子がDE子を抱きしめながら空から降ってくる処でな……」


「8BITゲームのオープニングデモかよ……」


「言い方! 言い方!!」


 でもまあ、と己は咳払いを付けて話を戻る。

 ミッション中の宿泊について、だ。


「未踏地域の探索だと、そうなりやすいですわね。

 私達の場合も、低階層でしたけど、入り直すのがタイムロスになるから、という理由でキャンプしましたの」


「踏破による観測や地検ミッションの場合、その場所に行くまでが面倒だったりするからな。

 だから、キャンプを必須とする場合もある。

 面倒なのは予定外の野宿だよ。

 マジでサバイバルになる」

 

「解読し切れてない拘束がある階層だと、食料確保とかも難しいから面倒なのよねー……」


「一応、私達のCB(コンソールボックス)に予備食料とか用意してるが、三食分くらいはいつも持っておけよ? 昨日みたいなTAミッションだと、CB以外は逆に身軽にしないと駄目だけど」




 DE子は、正面の風景を見直した。

 成程、と理解の上で視線を巡らせると、何となく、感じるものが変わってくる。

 ああ、あちらにあるのは、川縁でのテントサイト。

 その上にあるのは、森を利用した運動施設。

 そしてそこから上にあるのは、斜面での射撃訓練場だろう。

 そんなことを理解すると、浮かぶ文字列も何となく実感が強くなる。だが、


「……あれ? 文字が、……形がおかしい?」


「大空洞アルファベットだ。

 大半の階層拘束で通じるように、紋章文字にした、漢字みたいな形のアルファベットな。

 お前の周囲に出てる校章プレートの文字もそれだ。

 座学で習ってないのか?」



《2020年度から 翻訳は私や加護が行うことになったので 知識以上のものは持ち合わせていませんね》


「この触手、いつの時代だよ……」


「お前らだって中学校で習ったフシだろうが!」


 なかなか騒がしい。だが、


「あれ? じゃあ、アルファベットで書いてあるのが、何で日本語的に感じられるんだ……?

 というか、環境言語って、大空洞アルファベットなんです?」


「……長く説明すると面倒だから短く行くが、まず第一に、翻訳加護が強力で、環境言語を大空洞アルファベットのローマ字にした上で、意味的翻訳を見せてる」


「実はこの環境言語、翻訳加護が全域に入ったことで知覚出来るようになったんだ。

 元は何も見えてなくて、コレ恐らく、1st-G系列の中でも、解ってないことだったんじゃねえかな」



 それから、食事に専念する時間になった。

 DE子の周囲、皆がお互いに微妙な偏食振りを見せつつ、


「あ、このヤキソバ、全部取ってしまって問題ありませんの?」


「速い……」


「補充あるから気にすんな。余ったらヤキソバパンにして学校に納品するし」


 肉を摘まむ。

 ヤキソバも同様だ。

 皆が、同じ味を、同じ処から手元に取る。

 取り皿の上でちょっと味変する場合もあるけど、


「この塩ヤキソバ、ビミョーにクセが足りねえなあ……」


「勝手にマヨネーズを掛けるなあ――ッ!」


「というか何処から出したのマヨネーズ」


 等と言うこともあったが、基本は同食だ。

 そしてふと、牛子が言った。


「キャンプ感覚、ありますわよね、こういうの」


「牛子やDE子だと、キャンプも屋外調理も、あまり機会はねえか」


「そうですね。

 キャンプも、うちはオートキャンプ? くらいだったなあ……」


「うちらは小学校の頃から月イチで飯盒炊爨とか課外教室だからなあ」


 それも凄い話だ、とは思う。だけど、


「そういう訓練? を経て、大空洞とかにチャレンジするようになるんですね」



 そうだな、とハナコが応じた。

 彼女は空中に右手で表示枠らしき軌道を描いて、


「――中三の時に生活指導の教員にキャラシ見せて方向性とか話合って、まあ大体は高校入ったら部活野郎か大空洞攻略組になろうとする」


 一息。

 ハナコは焼きそばを音たてて啜った。その上でいきなり、


「ゲッ! ――やべ、ちょっ、エビが気管に来た……!」


「マヨネーズで粘度上げるからだよ馬鹿」


「まあそんな感じでハナコさん大変だけど、高校入ると学校の施設とか自由に使えるようになるから、そこで調子見て大空洞とかにチャレンジ、ってのが通例ね」


 言って、白魔先輩が近くに浮いていた自分の校章プレートを手に取る。

 表示枠とは違う非実体式の校章プレート。



「コレに個人情報とかいろいろ入ってるんだけど、大空洞範囲内の指定高等学校に入った時点で、各空洞に出場する許可を得たことになるの」


「つまりこうだ。

 ・義務教育を終えていること。

 ・キャラクターシートが使えること。

 ・大空洞対応施設が使えること。

 これら三つを揃えてるとき、大空洞攻略の許可が出る」


「だから対応施設……、訓練場とか揃えてる規模の学校に入ると、自動的に許可が貰えるようなものね」


 と、白魔先輩が指で空中にある自分の校章プレートを弾く。

 光を軽く散らして回るそれに、彼女は視線を向けて、


「――つまりコレが各空洞の出場許可証。

 だから表示枠とは別フォーマットなの」


「無くならない……、んでしたっけ」


「ん」


 と梅子が頷いた。


「――表示枠システムは浅間神社と自治体の手配で氏子にリンクしてて、こっちの校章プレートは、浅間神社と自治体と学連の手配で市民にリンクしてるから」


《いつも御利用 有り難う御座います》


「――そんな感じだから、各空洞関連業で食っていけるヤツらは、学校卒業しねえで学生続けて行くんだ。

 あたしなんかもそっち側に行くつもりだけどさ」



 色々だなあ、と己は思う。ただ、


 ……あ。


 気付いたのは、結構、自分達のことを話しているということだ。

 この大空洞範囲での生活ノウハウなどを聞いている一方で、そこに自分達の経験や視野がある。

 ここに来る前、中間域で受けていた座学とは、そこが違う。

 そんな風に、少し距離が近くなったと思うのは、


 ……やっぱり、皆で、同じもの食ってるせいかなあ……。


 体育会系、という言葉を考えるし、何とも不思議な場所だな、と思う。

 だが、地元でも見られないような高原の風景を前に、ふと思った。


「記念に写真撮って、大丈夫かな?」



 問うた先、カウンターから触手が応じた。


「ああ。ここだったらフツーに映るぞ。表示枠のカメラだと、加護系視認入ってると環境言語も映るから気を付けろ?」


《加護系視認の設定を切りますか?》


「いや、面白いからこのままで」


 表示枠を翳して、撮影する。

 数枚。

 するとハナコが、


「今後はミッションとかでいろいろな階層に行くけど、記念撮影するネタは多いから楽しみにしとけ」


「アー、それもまあ、趣味? みたいなもので面白そうですね」


 と、牛子が軽く手を上げた。


「ミツキさんに画像送ったらどうですの?」


「あ、出来る?」


《ええ 可能です》


 やってきた牛子から、画像送付の手順を教えて貰っていると、後ろから声がする。


「……なあに? あの一年生、転入してきてもう友人出来てんの?」


「……お前より優秀だしコミュ力あるって事だろ?」


「クッソ、あたしにだって友人いるよ! 今ここでそれが誰かは言えねえけど! いるんだからな! 五千人くらいな! へへーんだ! 悔しいか!」


 この人クズだな……、としみじみ思う。

 だが画像は送れた。


「ちょっと押し売り感あるけど、まあ不要だったらそう言って貰おう」


「そういうときは既読つかずにスルーですから、ちょっと”間”をとった方がいいですわね」


 そうだね、と頷く梅子の食事シーンも撮っておく。


「え!? え!? 何!?」


「え!? え!? 何!? あたしの方も撮りたい!? いいぞオラッ!」


「トイレの花子さんって、怪異は写真に写るのかな……」


「写るよ! お前、いつもあたしの自撮りを未読スルーしやがって!」


 主張の強い怪異だ。

 ともあれ写真を送ったことに何となくの満足感を得ていると、


『あ! DE子さん! 西立川の地下いるの!?』


『あれ? 何か反応早い。授業中?』


『ううん。ミッション中! ってか、アー! 御免!』


 何事? と思った時だった。

 斜面下側、左手側の森を吹っ飛ばしてミツキ数名と巨影が現れた。



「ボスユニコーンです――ン」




◇これからの話





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る