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右側から、小太郎君の熱が伝わる。

10月の夜で涼しくなってきたのに、お互いジャケットを着ていても小太郎君は熱いような気がするし・・・

もしかしたら、私も熱いのかもしれない。




それくらい、小太郎君が私の右側にくっついている。




どうしていいのか分からず、そのままタクシーに乗っていた。




よく喋る小太郎君は、ずっと無言だった。

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