第16章 配信部特命係の長い一日 ~窮地の孤島・窮地への誘い02~
春輝は高田屋班に連絡をし終えたと同時に夏輝の救助に向かった。
その時、夏輝の居場所も分からないのに救いに行こうとする春輝を見た人物が居た。
その人物は、【電脳世界警視庁サイバーセキュリティー対策室】の室長である【
名城「陸 春輝君!!」
春輝「はい!?え!!名城さん!?」
名城「君の相棒が何者かに追われてて窮地らしいね」
春輝「なぜそれを?」
名城は上を指差しした。春輝はその意図が分かり、質問した。
春輝「あなた方の上って………」
名城「官房長官だ」
春輝「【
名城「あぁ、そうだ」
そう言って、名城は春輝をサイバーセキュリティ対策室に連れていき、春輝に夏輝の居場所を教えた。
春輝「名城さん、ありがとうございます」
名城「いやいや、君達のサポートをするように指示したのはうちのボスですから」
春輝「本当にありがとうございます」
名城「春輝君、夏輝の居場所が分かったからといって油断してはならないよ…今回の犯人は、殺すのも厭わないんじゃないかな?」
春輝「どうしてそう思うのですか?」
春輝の質問に名城は少しの間沈黙した…。
名城「この事件に、俺の同期の高田屋が駆り出されてて、この件について情報を俺も聞いたんだが…犯人はラントシャインを潰そうとしてる人物らしいんだ」
春輝「名城さん、その情報は僕も周知してます」
名城「そうだったのか」
春輝「いえ、また何かあったらサポート宜しくお願いします」
そう言って、春輝は対策室を後にしたのだった。
【続く】
陸の孤島の希望の光 陸 春輝 @kuga_haruk1
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。陸の孤島の希望の光の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます