第342話 謀反人の処置は? (15)
「ん? ああ、フォンジ、貴方の処分は左遷と言うことで。新たな領地を南方の果て……。未開拓地を与えるから。そこで家族や家臣を連れて、一から僕の代わりに開拓と、国境の防御力を上げて欲しい。特に貴方の領地開発と経営は、目を見張るものがあるから頼むよ。お願いね」と、にへらと笑いながら告げ、終われば。
「今後僕達は君の領地を南方方面の前線基地にして、いよいよ南蛮の未開の地を平定しようと思うから頼むね」と。
僕が「あっ、ははは」と、自身の腰に手を当てつつ空威張り! 高笑いを浮かべながら、フォンジのおじさんへと、ウィングルの国王らしいから、自身の好きなように下知をだせば。
「えっ!」
フォンジのおじさんは、自身の顔色を変え、驚嘆を漏らすと。
「と、殿……。じゃなく陛下?
ウィングルの国王らしい僕へと尋ねてきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます