第241話 先鋒にて激突! (1)
【エリエ編】
「う~ん、この辺りは、私達が産まれ育ったジャングルの密集地とは違い。結構平原ばかりでジャングルが少ないな……」と。
私がミュイに騎乗をし、先頭を走りつつ、辺りを見渡しながら呟けば。
「だな……」と。
私の横をミュウに騎乗し走る者……。
そう、私の副将を務めている男、ウォンも、辺りを見渡しながら呟けば。
「う~ん」と、奴は呻りつつ、考える人に少しばかりなると。
「エリエ~?」
「何だぁ~、ウォン?」
「もしかすると敵は、伏兵ではなく。数に物を言わせ布陣して、こちらを待ち構えている可能性があるかも知れんぞ、エリエ?」
ウォンが指揮官である私に忠告をしてきた。
だから私もウォンの話しを聞き。
「ウォン、確かに、貴様の言う通りかも知れん」と。
私が言葉を返せば。
「エリエ~、こちらの兵は二百から、三百程度の兵士かいないぞ! もしも敵が数千で待ち構えていたらどうするつもりだぁ~?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます