僕が理不尽召喚された場所は密林のジャングルで。嫁はオークの酋長でしたが。武も魔も無い僕だからNTRされちゃったけれど、挫けずに頑張ります!

かず斉入道

第1話 プロローグ

「うご、うご、うご……。うぐぐぐぐぐ……」


 うっ! な、何、これは?


 そう落雷に撃たれて死んだはずの僕の意識が戻ると。僕の口の中に異物が混入していて──それが僕の口の中で荒々しくムニュムニュと動き回っているだけではなく。僕の舌に絡みあってくる。


 だから僕は慌てて自分の舌をから逃がそうと試み、抗うが、


 は中々僕の舌を逃がしてくれないから、僕もから抗い、逃げる行為を止めて、自分の舌をに委ねることに決め、自分の瞼を徐々にだが開けていくことにした。


 ……ん? な、何?


 僕が瞼を徐々に開けながら、朦朧とした視界を回復させていると、ぼんやりだが人の顔らしきものが僕の瞳にアップ顔で映し出されたから。


 僕は驚嘆した!


 そして僕の瞳に段々とはっきりと映し出された顔……。多分、女性じゃないかな? と思われる顔が更に僕の瞳にはっきりと映れば、


 僕の口から「誰?」と言葉が漏れるけれど、


 僕の口には相変わらず……。多分、僕の瞳にアップ顔で映る女性……。


 僕達人種の者達とは違う、異世界ファンタジーぽい、緑色の肌をした女性の舌が僕の口の中で絡み合い、暴れるから。


 僕は今度は、『この女性ひとは誰?』と困惑しながら思うのだった。



 ◇◇◇

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る