第12話己が撒いた責任!

只、気掛かりなのは大原のIT法人立ち上げに保証人になって貰った同級生の友人F・Sの自宅に300万円の一括請求書が届く!折角快く印鑑を突いて貰ったのに・・・。

「これで皆さんの負債はゼロに為りましたが、保証人が泣く事に為ります。皆さんは誠意を持って謝罪して何時か立ち直ったら返済すると約束してください。裁判所からは以上です。」

滔々と語る破産担当者は事務的だった。

謝罪したら終わる?そんなモノ、信用を無くすだけだ。

謝罪する気持ちが有るなら保証人の負債を肩替りする方が真実だ。

僕は信金に電話をして保証人の代わりに支払いますと、宣言。

当月より支払いが始まった。

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