第18話 攻撃
格納庫ではあわただしく作業が進められている。
スノウビューティーにもミサイルポッドが取り付けられる。
脚部に3発ずつ合計6発の熱核弾頭ミサイルである。
管制官から連絡が入る
「スター1発進準備願います。」「いつでもどうぞ。」
「了解、進路クリア発進どうぞ。」「了解。」
俺は途中、向かってくる生命体をライフルで撃ち落としながら、巣に向かう、距離3000メートルのところで巣から出てきた生命体が集まりだす、俺は巣の上に進路を変える。
ビームバルカン砲を掃射するがどんどん湧き出してくる。俺はミサイルを近接信管オンで発射する俺の方へ伸びる生命他の群の先端部分が虫食いのように消える。
俺は二発目を打ち込む、さらに三発目を打ち込む、数がかなり減ったので残りは、ビームバルカン砲で掃討する。
巣に戻ると、巣は穴だらけになり燃えているが生命体が残っている、俺が残ったミサイルを上部の外殻の間に打ち込むと上部の外殻が崩れる、そして、出てきた生命体をライフルで撃ち落としていく。
管制官から指示か来る。
「間もなく距離5000、各機離れてください。」
スター2が近づいて来る、ドニィーシャは俺に言う
「シルフが1機喰われたわ。」「他は大丈夫。」「ええ。」
これで3人の命が失われた。
一方、アデル艦長はSPA砲の指示する
「SPA砲発射準備に入れ。」「バレルロック解除、バレル内電子加圧開始。」
「バレルの状況報告」「バレル内の電子、加圧正常に作動中・・・目標数値に到達、いつでも撃てます。」
「距離5000で発射する、カウントダウン始め。」「5、4、3、2、1、0」「撃て!」
スクルドのSPA砲が艦首から放たれる。
巣はエネルギーの奔流の焼かれ、粉砕され消えて行った。
スクルドはSPA砲を使ったことで総点検されている。
この間、交代で索敵を行った。
1日後、クリストフ提督の艦隊が合流した。
俺はドニィーシャと共に連絡艇で艦隊の旗艦に向かう、旗艦では提督自ら出迎えに来ていた。提督が俺に挨拶をする。
「艦隊司令官のクリストフ・シュテルンです、今回は多大な戦果をあげられ、頭の下がる思いです。」「仙田ほむらです。よろしく。」
俺は挨拶をしながら、何を言っているのだと思う。
スクルドに戻るとドニィーシャに聞く
「クリストフ提督のあの態度は何、どういうこと。」
「いずれ、分かることです。」
「それ聞き飽きたんだけど。」
俺はドニィーシャに迫るが機密ということで押し切られてしまった。
イザベラが俺の所に来る
「ほむらやるね、私を助けてくれたし、デートしよ、町を案内するよ。」
俺の返事を待たず、言いいたことだけ言って、行ってしまった。彼女はとりあえず、俺に好意的であることは間違いなさそうだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます