作者さんの魅力が沢山詰まった作品です。登場人物である「子供」の早熟ぶりが何度読んでも笑えます。やたら哲学的な蝉も見逃せません。あなたもこの作品を読み終えたあかつきには、変わらない赤信号の前で立ち往生している自分自身にきっと気づくことでしょう。ふと読み返したくなる戯曲です。ぜひ。