第57話 南方大陸
南方大陸への吸血鬼の浸蝕はギグロバ教を通じて少しづつ少しづつ進行していった。
ギグロバ教の布教の強化と、信者と化した存在の眷属化が同時並行で行われていったのだ。
そして、我が輩が抱えられる眷属数を満たすと、次に行われたのは兵士を増やす為の虐殺であった。
南方大陸は種族的には人族よりも強く多数の種族が存在していたが、如何せん纏まりがなかった。
それ故に組織だって動く吸血鬼軍団の前になすすべもなく蹂躙され次々と殺されて死霊術で兵士へとその身を変えられていったのだった。
そして、兵士の枠も埋まると次に始まるのは亜人の牧場化だ。
こうして南方大陸も北方大陸同様に我が輩の勢力圏へと塗り替えられていくのだった。
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