時間とは何か
タカユキ
第1話 科学的探求と哲学的疑問
時間とはなにか?
それは肌に触れもしなければ、感じる事も出来ない。
見る事も不可能ではあるが、時計を見れば分かる。だが果たしてそれが理解と呼べるものなのか?
人が生きていくのに不可欠であり、死ぬ為に必要な究極の神の様な力である。
基本的な概念に基づく物らしい。
しかし基本的な概念とはそもそも何か?
それは人が勝手に決めつけたものでしかないのではないか?
神の力と言える時間という存在に対して、存在すらあるのかないのか、判断が出来ないのに。
時間が1分を過ぎた。しかし本当に時間が過ぎたと言えるのだろうか?
これも決めつけではないのか?
100メートル走を走る。何分かかったか?
分かりやすくいうとこの様な感じ。
それが時間と決めつけているものだ。
世界記録と言われるもので、ニュースにもなったりする。しかしそれは時間だと必ずしも言えるのか?
例えば目を瞑ればそれは見えない。誰が一位なのか分からないのだ。
その人にとってはその記録を見ていないのだから、時間だよと言われても、果たして納得出来るのか?
飛行機で飛び立つと、あっという間に目的地に着く。もちろん歩きなどとは、比べ物にならない。時間を短縮出来たねと、人々は喜ぶ。
しかし飛行機に乗ってないからと言って、普段歩いていても、時間は平等である。
それは紛れもない事実。宇宙船すなわちロケットならもっと速い。が乗ってなくても、目的地に着く速さが違うのであって、時間が違うのでは無いのではないか?
もうこんな時間になったと思った人はほぼ全員ではないか?
しかしそれは単なる数字の羅列でしかない。何故なら目には見えない存在だからだ。
朝昼夜これは時間が経つと変わると言う人もいる。
しかしそれは地球が動いただけの事。
いや時間が経ったから地球が動いたんだよ。
どちらが正解なのだろうか?
地球は喋らないし、脳もない。なので正解を聞く事は出来ない。
なら失恋は?
時間が経てば失恋の記憶は薄くなる。
人間の脳、海馬が必要ないから薄くしていくとも言えるのではない?
時間が経つと薄くなると言えるのか?
例えば、
魚は死ぬと時間が経つとすぐに腐る。
冷凍すればすぐではないが。
それと同じで勝手に薄くなり、勝手に腐っていくだけではないか?
つまり時間が経つとは違う事になる。
まず砂時計はよく議論されてる気がするが、砂時計一見すると、一定性があると見える。
しかしそれは見えるだけではないか?
それは単なる重力がかかっているだけでは?
宇宙船の無重力状態で砂時計を置くとどうなるかを、考えればすぐにわかる。
砂時計は下に下がるのではなく、中央で浮遊する。時間ではなく物質の力である事が分かる。つまり環境や状況により変わるのであるならば、絶対的な時間のツールではない。
アインシュタイン博士によれば、重力が強く影響を受ける場所では時間が遅く進む。ブラックホールなど。果たしてそれは本当の事だろうか?
例えば重力が強すぎる場所ではどうか?
又重力がない宇宙空間は時間の歩みが遅いのか?
そして重力が強い場所で必ず時間の歩みは遅くなるのか?
人間が重力発生装置を作れれば、それが時間を人間が操れる事になるのではないか?
それとGPSの時計問題。相対性理論の予測と一致している。
さてGPSの時計が果たして重力のせいと必ずしも言えるのか?
例えば目に見えない未知の要因が影響している可能性は無いのだろうか?
重力が強いところで、別の物質が発生し影響しているのでは?
重力のない宇宙空間では時間が速く進む。しかし宇宙はまだ謎が沢山ある。重力のせいだと言い切れるだろうか?
ダークマターやダークエネルギーの未知のエネルギーもあるが。
もちろん物理学的、つまり常識ではそう。だがそれすらも疑わなければ、いけないのが人間なのだ。と結論づける。
だが最後に付け加えたい。
私としては、重力がマイナスになる事は可能なのか?
マイナスになれば、何が起こるのか?
その際時間を止める事は可能なのか?
様々な可能性が考えられる。重力が関係しているとして。
反重力と呼ばれる物があるらしい。それはダークエネルギー等がそれにあたるのなら、解明されれば、時を止める事もいつかは出来るのかもしれない。
しかしそれが可能になったところで、人間には耐えられそうにない。
重力がマイナス100に出来たら、人はどうなるのかを考えるのも楽しいかもしれない
時間とは何か タカユキ @takayuki007
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