第7話

「えっ?優くんが痴漢をした?」


「そうらしいよ。」


「いやいや、優くんがそんなことをする訳ないじゃん!!ゲームとかしかに興味ない人だよ」


「それが嘘の顔だってことだよ。」


「でも、」


「ほら、これその時のクラスの会話と、音声」


何処か見覚えるの人、そして、聞き覚えのある声、


姿は見えなくても声は明らかに優くんだった。


私はそして、思い出す、まるであの時の痴漢をした人そっくりの嘘をつく姿



嘘でしょ。


そんなの、あの人と同じなんて


今でも、思い出す。あの帽子を深くつけており、私とそこまで体格は変わらないが、違うと必死に怒り叫ぶ、あの姿



「春??大丈夫??春?」

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