第52話 ご当地キャラ
「さぁ、行きなさい、スタンド達よ!」
サダミが威勢良く声を張り上げたつもりだけど、つぶやき女将みたいだった、、。
「ぬははーーー。
ほれ、カネゴンやろー。10円あんでーー?
こっちに付いたら、もっとあんでーー?
どないするぅーー?」タケ
カネゴンはあっさりと裏切った。
「プリリンちゃぁーーん。
マリーアントワネットみたいなドレスあんねんでー。
見てみよしーー。どない??」マツ
「やだん!プリリンに似合うううーー。」
プリリンも寝返った。
「そこの昔のお嬢ちゃん、ヘボヘホさんちゅうんでっか?
まあ、お抹茶でも飲んで最中ありまんねん。こっち来て、食べまへんか??
宇治のお抹茶でんねんよー。」ウメ
「宇治のお抹茶だってぇー。
あー、いい香りだのう。」
ヘボヘホはまったりとお茶をしている。
「くっそーーー!!
みんな、裏切りやがって、ハニワーー!
お前、なんとかしろやーーーっ!」
ヘム
「はにゃ?」ハニワ君
「なんだ、こいつ、はにゃってよ。
何にもねぇーじゃんかよ。全国のご当地キャラなのかよーーーう!」おみよ
「さあ、わかったやろ?
ええがけんに降参しーや?」マツ
「うう、体が言うこときかなきゃどーしようもねぇぜ!どーするよヘム?」お京
「仕方ねえ。負けだ。
筋金入りの姐さん方には勝てやしねぇ、、。」
ヘム
負けを認めるしかないお玉達だった。
あまりの悔しさに銀歯がバキバキと音を立てている、その横で、、。
「はにゃーーーー!」
とハニワ君は手を振っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます