第25話 珍宝館の、、。

「さぁ、スタンド達は花札やってるうちに

私達はカンニングについて打ち合わせしましょう。」サダミ


「サダミよー、あんなへっぽこスタンドで

どうすっつうんだよ?」ヘム


「相変わらずのばかっちですね。

スタンドは他の者には見えないんですよ。

つまり、スタンド一体が一教科担当して

玉子さんに回答を教えたらいいんです。」

サダミ


「んでもよ、ハニワくん、すっげえ馬鹿そうだけどよ、大丈夫かよ。」おみよ


「えへん。つまりですよ、おみよさんが

一緒に勉強すりぁいいんですよ。

そしたら大丈夫です。

ね、ハニワくん?」サダミ


「はにゃー?はにゃはにゃにゃ。」


「あー?なんだって?」お玉


「あれ、しまりました。

ハニワくん日本語が話せません。」サダミ


「なんだってぇー、全然役に立たないじゃねえかよ!」お京


「だいたいさ、見ろよ。

花札でトランプやってんぞ。

しかもババ抜きらしい。

永遠におわんねぇわ。あんな奴らに

カンニングなんてできっこねぇ!」ヘム


「ヘム、怒るんじゃねぇ!

カネゴンもカネカネしか言えねぇし。

ヘムのプリリンなら、何とか魔法でしてくれるんじゃねぇか?」お京


「そうですね。

玉子さんのスタンドヘボヘボがテストの問題を見る、それをプリリンに伝える、公子さんが

正解をプリリンに教える、それをヘボヘボに教えて、玉子さんが書くってのがいいでしょう。」サダミ


「そうだな。それが一番じゃねえの?」

おみよ


「お前ら、このヘボヘボばあさんって

誰なんだって!」お玉


「ばっきゃーろーー!

お玉のスタンドだろがーー!」お京


「えっ?そうなのか?

それは、それは初めまして。

庭野玉子と申し上げたてまつり早漏。」

お玉


「玉ちゃん、早漏じゃなくて候うだからね。

ばあちゃん、こまちゃうからさ。」

ヘボヘボばあちゃん


「とにかく、このアホのテストに向けて

えいえいオー‼️」タツ


「タツ、、。

お前のスタンド、、。

珍宝館のあれ、、。」お京


タツ、そんなにまで、悩んでたのか。

しかし、えげつないわ。

そう思いつつも、皆、タツのスタンドに

釘付けだった。

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