第21話 天下一武道会

『サッサダミ、、。』

4人はそれしか言えない。


「呼んだのはあなた方でしょう?

あ、説明はいいわ。全てまるっとわかってるから。」サダミ


「久しぶりだなぁ。相変わらずの不気味な登場じゃねぇか?サダミさんよ。

昔から噂話は聞いたさ。んでもよ、本当か?」

お玉


「どんな噂話かまるっとお見通しです。

では、みなさんのお悩みを当ててみましょう。

如何です?」サダミ


「おもしれーじゃんかよ。あたい、悩み事なんかねぇもんね。」おみよ


「では、まいります。

タツさん、前立腺肥大の尿のキレの悪さに悩んでおられますね。」サダミ


「おいおい、おみよが話したんじゃねえのか?」お玉


「みよこさん、歯周病で冷たい物がキーンと染みてます。

そして、京子さん、ナマハゲまこちゃんに

つぎ込み過ぎて定期預金解約しましたね。

公子さん、いぼ痔の手術をしようか迷っておられます。」サダミ


「何だ?それ?

なぁ、こんなもん、当たってねえよな?みんなよぅ。あれ、、。」お玉


誰も返事をしなかった。


「さてと、玉子さん。

ううん?あれ?ええ、、、。

からっぽ??

いや、スタンドの防御!!

なるほど、それならば、これらもスタンド召喚!出でよ、シェンロン!」サダミ


「えっ?それってド○ラゴン〇〇の、、。」

タツ


「違います、私達のほうが先ですから。

そこんところ、宜しく。

シェンロン、玉子さんのスタンドに貴方の力を見せてやって。」サダミ


「うっふーーーん。いやん、今日のメイクのノリがイマイチなの。そんな気分じゃないわぁ」

プレイガールのモデルのようなスタンドが現れた。


「シェンロン、仕方ないわねぇ。新しい下着買ってあげるわ。ほら、欲しがってたやつ。」

サダミ

「やだん、ラッキー。

じゃあ、やるわね。

ゴラァ、行くぞ、クソババーー!」


「あのさ、サダミの後ろのエロっちい女誰?」

お玉


「え、なになに?どこにいんだ?」おみよ


「サダミの奴、誰と喋ってんだい?」お京


「まっまさか、スタンドーーー‼️

お玉、見えるのかー?」ヘム


「うん、エロ女がうっふんからマル暴みたいに変身してよ、喧嘩売ってきてんだ。」お玉


「ガガガガーツーーン、ガス、ドス‼️

はい、おしまい。」シェンロン


「まちな、玉子に手を出すんじゃねぇ。

エロ攻撃なんか、屁でもねぇ。

私は玉子のエッグスタンドだ。」


「あらん、全部跳ね返されちゃったあん。

この湯バーバみたいなスタンド消滅しろやー。」


「おいおい、何だか、店のあちこちで

ガタガタやってないか?」タツ


「ふふふ、今、私のシェンロンと玉子さんの

エッグが戦ってます。

シェンロンが万が一、億が一、京が一、

負けたら願いは叶えましょう。」サダミ


天下一武道会は始まった。


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