第26話スパーリングパートナーおサル
身体を叩きのめしても飽き足らず精神をぶ
ち壊す。
> こんな連中だ。
> 大坂四つ橋筋西側京町堀の居酒屋「推古伝」に亮一、つばさ、丸坊主2人の片
割れが4人掛けテーブルに座っていた。
> カウンター席の方がおさると話しが出来るから好きだったが、我を通す気力
が無かった。
> ここの店長はつばさの元彼だそうで人懐こい顔をしていて、「のび太くん」
と亮一を呼び、銀縁のメガネで坊ちゃん刈風の亮一には似合い過ぎていた。
> 亮一は「おさる」と呼んで北西賢(きたにしまさる)という名前から猿とタニシを連
想していた。
> 多少無理が有ったが・・・。元の職業を聞いて驚き殴り合いをしなくて良かった・・・。
浪速のジョー
と異名を取るチャンプのスパーリングパートナーだったのだ!タニシおサル。
> 食欲がブレない丸坊主の弟分は、食欲旺盛で、昼に焼肉レリホーで無茶食い
していた人は兄貴分だという。
> つばさがトイレに立った隙に聞いて見た。
> 二人の名前を聞く気にもなれずに溜った昼の疲れを開放したかったが、寝てい
る間にバカスカ食べられては堪ったものじゃないので夕食がてらに亮一も宴に加
わる事にした。
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