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秋ですね甘木さんです昨日の続きです(一息)
中学二年生まですっ飛ばします。
自分は色々恵まれていたと思います。偶然、空きが出来たことで二年生ながら総体にも出場することも出来ました。結果は一回戦負けで、ペアの三年生は「お前はめちゃくちゃ頑張ってくれたよ」と言ってくれはしましたが、僕は特に申し訳ないと思う訳でもなく、ただ自分の結果に満足できていなかっただけでした。
そして、三年生も引退し代替わりして僕は恥ずかしながら一番手の前衛になりました。外部コーチもいて練習環境にも恵まれていましたが、あの時はまだ、そこまで真面目に練習はしていませんでした。
代替わりして初めての公式試合は秋の新人戦のシードを決める大会でした。嬉しいことに先輩たちのお陰で箱付きのシードでした。まだまだ意識が低かったものですから、当然アップなどしてる訳がなく、シードながら1-2で後1ゲーム取られたら敗退というところまで行ってしまいました。そこから何とか逆転してファイナルゲームで勝ちはしましたが、本当に薄氷の勝利と言ったところでした。次の試合は特に覚えてないです。
そして、三試合目。相手は一年生の頃から団体戦に出場してる後衛がいました。本来ならば0-3ですぐに負けていたと思います。でも、どこかで歯車が狂いました。様々な要因が重なってどういう訳か3-1で勝ってしまったんです。正直、誰もが負けると予想していたはずです。恐らくここで僕の運命は変わったと思います。
晴れてベスト16になり、勢いにのった僕達は準々決勝でも他校の一番手を3-0で破り、ついに準決勝まで駒を進めました。しかし、相手は全国大会出場者がいて流石に勝てる訳もなく、0-3で呆気なく準決勝は負けてしまいました。その全国出場者は前衛だったのですが、今でもあの時の興奮はよく覚えてます。残念ながら彼と再戦の機会は二度と得られませんでした。
それでも、ベスト4というのは大きなモノでした。と言っても新人戦では四つ角に入り、なんとか中央地区に出場するも未だ初心者同然の僕は手も足も出せず、呆気なく負けてしまったんですけどね。
はい、また明日ぁ! 終わらねぇ!
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