第8話しあわせ

だから浮気心が沸く筈が無かった。


僕は八代にぞっこんだったから彼女の笑顔や話し掛ける言葉をいちいち優しさを探して、脳裏に反復していた程だ。


八代が隣に居て語らうのが夢心地で、天国に居る様な幸福感に包まれていた。

そこにJAXAから八代宛にメールの受信があったりすると、概ね3日間はあちらへ泊まり込みに為るからJAXAのメール受信に憂いを隠せなかった。

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