縛られてくすぐられる宮本さん
柱に縛り付けられ、動けなくされた宮本さん。そんな彼女に男子達がにじり寄る。
「いや…もうやめて…うふふっ!」
懇願むなしく、宮本さんは再びくすぐられ始めた。
「あははん!あはははは!もう無理!本当無理!やははははは!」
「まだまだ元気じゃんw」
「やはっ!あはっ!無理だってば〜!あははははん!」
宮本さんは左右と正面に立った男子達から脇の下や脇腹をくすぐられている。三人がかりだ。同じ階からだと見えにくいだろうけど、2階から吹き抜けを覗き込むように見ている僕からはくすぐられている宮本さんがよく見える。
「あはああああん!やめてえええ!もうやだあああ!いやははははん!」
「おら!こちょこちょしてやるよ!」
「やははははは!いやあああああ!!」
くすぐったさから逃れようと、宮本さんは身体を右へ左へとくねらせるが3人も同時にくすぐってきてるのだから逃げ場はない。
「やだ!いやっ!やはははははは!」
「うわーw宮本さん脇汗かいてるw」
「えっ!?ちょっ!?あははははは!こんなのされたら!あははははははん!」
「ほんとだw染みてきてるw」
「いやはははは!やめてえええ!見ないでえ!あはははははは!!」
「確かに湿っぽいw」
「あはははは!やめて!触らないでやだー!!あはははははは!!」
恥ずかしそうで苦しそうな宮本さん。
「ああっ!ああっ!あああああああ!!!あはははは!もう無理ー!ほんと無理ー!あっあっあはあああああん!」
「まだまだ脇こちょしてやるw」
「あはあん!あははあああん!いやっ!いやあはははは!やはははは!いやああああああ!!」
と、その時。
「ちょっと!何してるの!?」
入口の方から女の子の声がした。
その声を聞いた男子達が手を止め、入口の方を向いたことで、宮本さんはようやくくすぐりから解放された。
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