第47話柚希と結ばれた次の日

「「…おはよう/////」」


 目を覚ますと隣に居る柚希も目を覚ました。2人同時に照れながら朝の挨拶を交わす…。お互い生まれたままの姿だしね…。ただ…ヤっちまったぁぁぁぁぁー!ヤッちゃったよぉぉぉー!あんなにみんなの前で力説した癖に僕って奴は…。でも僕だって男だし…我慢出来なかったし…柚希が可愛過ぎるし/////、そんな柚希に求められたんだし…仕方無いよね?だって柚希を愛してるし/////


「…あっ/////」


「どうかしたの、柚希?」


「と、豊和君のが…溢れて来ちゃって/////」


 こんな事言われたら…愛し合うしかないよね?


「ど、どうしたの豊和君?─って、それっ…あっ…あうっ…あっ…ああっ────」




******


 それから一時間位柚希とまったり過ごしてから風呂に入った後、やはりというか、バレているというかリビングにはみんなの姿があり、柚希は捕まっている…。着替えを取ってから風呂に来るという話だったのに、どうりで風呂に来なかった訳だね…。


「コホン…豊和君…。何か弁明はあるのかしら?」

「冴子の言う通りよ…豊和君?」

「冴子の馬鹿の言う通りだ…」

「ちょっと!?誰が馬鹿なのよ新菜」

「…2人共、喧嘩するなら他所に行きなさいね?」

「「…しません!喧嘩なんて!」」

「宜しい…。大事な話の途中なんだから、2人共場を弁えなさいね?」

「「勿論です!!」」


 このまま有耶無耶にはどうやらならないみたいだね…。


「柚希から濃くアンタの匂いがするんだけど?」

「ですです!」

「お兄ちゃんヤったよね?」

「先輩?」

「豊和君は柚希ちゃんとヤっちゃったのかな?かな?」

「ヤったの弟君!?」

「姉さん気付いてなかったんですか!?」

「豊君の匂い…隠せないよね」

「そそそそそそうだよね!」

「あうあう/////」


 くっ…柚希はあうあうと、あの様子じゃあ頼れないし…みんな嗅覚鋭すぎない?


「─で、どうするのかな豊和君は…から話を聞きたいんだけどな~」


「え~と…え~と…それはですね…」


「柚希だけ…なの?」


 うぐっ!?円香さん…その顔はズルいです…。このタイミングでその表情はあざとすぎるでしょっ!?


「そうだそうだ!柚希ちゃんだけなのか!」

「わ、私はチャッチャッと愛して貰えれば…良いけどな…」


 覚悟を決める…か。


「柚希?」


「ななな何かな、豊和きゅん…」


 きゅん…って、可愛いさ天元突破してますやん…。俺のドリルが天を突くぞ?


「はい、そこっ!隙あらばイチャイチャしない!アタシ達だってイチャイチャしたいし…だ、抱かれたい…んだから/////…」

「ですです/////!!」


「と、とにかく…」

「あっ!お兄ちゃんが誤魔化してるぅぅー」

「…梓希…そこはスルー一択だよ?とにかく…柚希…どうしたらいい?」

「ふぇっ…そ、そこで、わ、私に振るのっ!?」


 みんなが柚希に注目している…。


「…わ、私は…もう少しだけ…豊和きゅん…を独り占めしたいニャ/////…」

「ちょっと!?柚希!?」

「柚希!?それは重大な裏切りです!!!」


「だ、だって…あんなの…幸せ過ぎて…」


「くっ…育て方を間違えたわ…。その幸せをお母さんに譲る気持ちはないのっ!?」

「そうだよ!お姉ちゃんばかりズルいよ~」


「それに…それにね?さ、最初は物凄く痛かったんだけど…な、何回もしてるうちに…き、気持ち良くなっちゃって…あんなの…しゅご過ぎるん…だもん/////」


「「「「「「「「「「「「…ごくっ…/////

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「そ…そんなに…なの?」

「う…うん/////」

「ま、ますますズルいじゃないの!!!」

「で、ですです!!」


「んっ?」

「どうしたの雫?」

「兄さんは?」

「「「「「「「「「「「「…逃げたっ!?

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「追いかけるのよ!」

「逃がさないんだから!」

「わ、私は今の内にお風呂に…」

「お姉ちゃん逃がす訳ないよね?」

「ひぃぃ…」

「柚希…ゆっくり話し合いましょうか?」

「凛…怖いよ?」

「裸にひんむいて吊るす…です?」

「アリ…ね」

「しょ…しょんな事したら駄目だよ!と、豊和君に言っちゃうんだからね!」

「くっ…」


「柚希ちゃん…豊和君に私達が抱かれるのを協力しないのなら…」


「し、しないなら何かな、さ、冴子さん?」


「…豊和君が出したの吸い出すわよ?」


「ひぃぃ…じょ…冗談…でしょ?」


「ペロッ…冗談に見えるのかしら?」


「きょ…協力しましゅっ…」

(ご、ごめんね…豊和君…。私にはこの変態冴子さんを止める事が出来なかったよ…)


 


 部屋へと避難していた僕なんだけど…この後、柚希に必死に説得され、円香さんと冴子さん、新菜さんと関係を持ったのはここだけの秘密だ…。

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