第19話女子会②

 朝から何やらお兄ちゃんと凛ちゃんの様子がおかしい…。目が合う度に2人共頬を染めている。何かあったに違いない。朝から緊急の女子会を開かないと…。そう考えた私はお兄ちゃんに昼迄自室に居る様にお願いした。するとお兄ちゃんはお姉ちゃんとキスした事、お母さんとお風呂場で洗いっこした事、それに凛ちゃんと何かあった事で気まずいと?いうか照れくさい?といった感じだったのだろう。快く了承してくれた。そして始まる女子会。


「じゃあ、早速だけど、凛ちゃん昨日お兄ちゃんと何があったの?」


「ふぇっ/////!?」


「ふぇっ─じゃないの!ちゃんと正直に言ってよね!」


「えっ、梓希?昨日豊和君と凛が何かあったの?」

「気付いてなかったのお姉ちゃんは!?」

「柚希は昨日のキスが頭から離れない…です…(羨ましい…です)」

「柚希はもっと周りを見ないとね?2人共目が合っただけで照れてたでしょっ?まあ、柚希も豊和君と目が合う度照れてたけど…」

「だって…」

「今はお姉ちゃんの事より凛だよ!」

「何があったか吐くです?」


「あっ…え~と…こ、告白して…キシュして…」


「マジで言ってるです!?」


「…うん」


「私だけ…置いて行かれてしまったです…」


 落ち込む風華ちゃんは取り敢えず放っておいて…


「それから?」


「ふ、2人で…え~と…言わないと…駄目…かな?」

「「「「それは当たり前(です)!」」」」


「ううっ……ふ、2人でその…見せ合いながら…」


「何を?」


「そこは察してよね柚希!!!」


「なるほど…」


「えっ、今ので梓希は分かるの?」


「お姉ちゃん…。修行が足りないよ?」


「今ので分かるの梓希だけよ?私も分からないわ」

「私もです…」


「みんなまだまだだね…。凛ちゃん?」

「わ、分かったわよ!自○よ!自○!自○を見せ合いしたのっ!」


「「「………ん?」」」


「みんな理解していないみたい。いい?みんな!分かりやすくいうと凛ちゃんとお兄ちゃんはお互いに自○を見せ合ったって事!」


「「「えっ?」」」


「しかも唇をたまに重ねながらね」

「た、耐性は?」

「凛ちゃんは気合いでその壁を乗り越えたんじゃないかな?」

「あ、アタシの事分かる梓希が一番凄いわね…」

「まあ、凛ちゃんがあとした事といえば、搾取容器を手に取り『か、貸して!あ、アタシがしてあげるから!す、素直にヤらせなさいよ!』とかなんとか言って搾取容器を動かしてあげた位じゃないかな?」

「にゃにゃにゃにゃにゃんでそんなに分かって/////…」


「一線は越えてないみたい…。それに…口も使ってないみたいだね…。結論として見せ合いながら自○してキスして、お兄ちゃんを少し手伝っただけかな…」


「そ、そんな事を!?」

「凛…やるです…」

「凛ちゃんやるわね…」

「あうあう/////」

「…それと」

「「「まだあるの梓希!?」」」

「お兄ちゃんの手でイッたんじゃない?」


「「「マジでぇぇぇ!!!???」」」


「…あ………あ…………ぁ/////」


「そ、そこまで…」

「凛…」

「凛ちゃん…気持ち良かった?」


「おばさん!?」


「みんなも興味あるわよね?」


「「「うん」」」


「ううっ……あ、アタシが豊和の手を取って…触って…ってお願いして/////」


「「「「ごくっ…それで?」」」」


「優しく…してくれて…それから─」



 私達は事細かに事の詳細を凛ちゃんに尋ねた。聞くだけでもかなりくるよね…。凛ちゃんがそこまでいったのなら私も本気で行こうと思う。耐性があるのはまだ私と凛ちゃんだけみたいだしね。お兄ちゃん待っててね♡

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