私はお米派!


ん……

「……!?!?びっっっっくりしたぁぁ」

「ふふっおはよ虹くん♪」


起きてびっくり

可愛い我が子、虹くんがじーっと

私の顔を見つめてるという

謎なのに幸せな朝…♡


「ぉは、よママ」


ん〜〜〜♡最っ高♡!!!


「はぁ〜〜♡しあわせ〜♡」ギュッ


「ぼ、ぼくも…し、あわせ」


なんなんこの天使!!

はっ!

「あっ、朝ごはん!何がいい♪?」

「な、なんでも…」

「ふふっ、とりあえず着替えて顔洗お!」



閉じ込められていたのは家のはずなのに

虹くんは何も知らない赤ちゃんみたいだ。

着替えも顔洗うのも不思議そうだった…

んー、佐久間…許すまじ……


「ご飯もう出来るからね〜♡あ、テレビでも見ててね!」

「ん」



――速報です

この国日本……ついに魔女様が

見つかりました!!!



「ぶふっっっ!!…ごほっごほっ、ん"!?」

「ママ、見つかった…?」


「え…あぁ、昨日話したもんね!そうそう正解!よく覚えてたねぇ〜♡」

「ん」


ドヤってる……可愛すぎるッッッ


「さ!出来たよ〜♪」

「今日はオムレツ〜♡サラダにスープも!」

「パン派?お米派?」


「たぶん…ぱ、ん?」

「はーい♪」


「はい!せーのっいただきます!」

「い、ただ、き、ます」


「お、いし」

「ふふっ、うん!おいしいね♡!」



食べ終わり準備もして……

11時……お昼やーん…


「まいっか!さ、れっつごー♪!」

「つ、ごー?」

「あははっ!じゃぁ、転移!!」

――ポンッ


「目開けていーよ?」

「ん…ここ、どこ?」

「市役所!ここで虹くんはママの子ですよーって登録するとママの子って皆分かるようになるのよ♪」

「??わか、った」


え、分かったの?うちの子天才??


――コンコンッ

「市長〜?失礼しまーす!」

「まー、す?」


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る