日本のママはこわーい魔女～ママでも魔女でも恋はしたい

あるあるだらけ

｢ん…………はぁぁぁ〜……｣

頭痛と混乱で頭が回らない

よし、メモをしよう

よく分からん時は箇条書きが

馬鹿には1番なのだ

｢え〜っと｣

·ここは日本で？

·女が希少で？

·美醜逆転してて？

·獣人がいて？

·獣人エリアがある、と

うん、ここまではまぁ

ラノベ展開でのあるあるを

詰め込んだとして……

｢問題は……魔女、よねぇ。しかも日本に｣

魔女って存在はいるにはいるらしいが

国に5人いればその国は

どこの国もその国に逆らえないらしい

どこも今は2人、多くて3人いる中

日本は…………

｢私だけなのかぁ〜｣

1年に1度魔女ランキングが

大会にて決められる

大会で勝った魔女がいる国は

どの国も逆らえないのもそうだが

魔女自身の認知度、影響力、発言力も

爆発的に上がり

女が希少なこの世界で狙われる事が

なく、自由が約束される……らしい

｢全部らしい、なんだよなぁ……まぁ起きたばっかだし当たり前なんだけど｣

とりあえず魔女ランキングで勝って

上位になろ。

そんで自由を手にするのだ！！

｢てか獣人エリアに行ってもふもふするのもありよね！？自由なんだし！？……むふふ♡｣

県に1つは大なり小なり獣人エリアが

存在する

出入りは基本自由らしい……今は

昔は獣人エリアから出るには

耳と尻尾を切り落としてから、なんて

法律があったんだって

今は自由に出入り出来るし

うまく共存出来てる方なんだけど

やっぱり差別なんかはなくならないんだなぁ

｢明日魔女申請しに行くかぁ〜｣

もう夜だし……おやすみなさーい♡