好きな先生のところに嫁入り
高校でも美術部に入っている。
可愛い女の子のキャラクター好きなので、大きな紙に、可愛いキャラクターを創作して描いている。
今にも、その絵の可愛い女の子のキャラクター、絵から飛び出して来そう!
文化祭では、富士山の絵を描いて展示した。
修学旅行の時のバスガイドさんも、文化祭に来てくれた。
「うわっ!あの時の富士山やあ!修学旅行で登った時の富士山。めっちゃきれいに描けてるやん。富士山ここにあるみたい。まさに、この絵のような富士山やったもんなあ~」
って、ほめてくれた。
そしてまた、新しい下着も持ってきてプレゼントしてくれた。
「また、ちゃんと使ってね」
って言って。
バスガイドさんとは良い友達だ。
あやなっちは高校を卒業したら、女子大に進学して美術を学びたかった。
でも、もう1つ。
高校を卒業して、やるべきこと、あやなっちには、あった。
そっちのほうをあやなっちは選んだ。
女子大にも行けなくはなかったけど、あやなっちは、もう1つのほうを選択した。
それは、好きな先生のところに嫁入り。
☆
高校を卒業した3月。
あやなっちは、高校の体育の可愛い女の先生、池野香絵先生のところに嫁入りに。
池野文奈となった。
香絵先生といっしょに暮らしている。
新婚生活。
あやなっちの両親も、高校の可愛い女の体育の先生と結婚できて、めっちゃ喜んでいる。
ほんまは女子大にも行きたかったんだけど、香絵先生のところに嫁入りした。
優しくて面白くて可愛い、かえっち。香絵先生。
新婚旅行で、ニースに行った。
ふたりとも、なんとなくニースに行ってみたかった。
海沿いのちっちゃな可愛いホテルに、ふたりで泊まった。
ロビーには、きれいなニースの風景画、いっぱい飾ってある。
部屋にも、やはり、ニースの風景画、何枚も飾られてある。
「誰の絵なんだろう?」
って、ふたりで絵を見つめた。
「あっ、サインしてある!」
「えっ?あ、ほんまや~」
絵の右下に、名前のサインのようなもの、黒い絵の具で描かれてある。
ふたりでサインをよく見てみた。
「あれ?AYANAって描いてある?」
「ほんまや。AYANAや~」
窓からは、地中海、パーッて広がっていて、めっちゃ良き景色。
可愛い部屋なのに、バスはめちゃめちゃ広い。部屋と同じくらいの大きさのバス。
ふたりで、ゆっくりと、お風呂に入った。
ふたりで泳げるくらいの大きさ。
いっしょに泳いだ。
水泳を先生といっしょに。
先生に教えてもらう。
お風呂の中で、あやなっちは、香絵先生に抱かれた。
香絵先生は、あやなっちのことを優しく愛撫してくれる。
ニースのシャガール美術館に行った。
めっちゃ幻想的な絵。
カンヌやモナコにも行ってみた。
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