人が消える町。

りんご

人が消える原因とは?

第1話、お隣の坂本さん

私はいつも通りカフェにいった。

いつも通りコーヒーを頼み、砂糖さとうをいつも通りの量を入れる。




でも、いつもと一つ、いつもと




それは、お隣さんの坂本さかもとさんが出てこない。


いつもなら挨拶あいさつをしてくれて、たまに食べ物をくれる、お母さん的存在だ。


この後、インターホンを鳴らしてみよう。


◆◆◆


『ピンポーン。ピンポーン』


インターホンが鳴り響く。


やっぱりいない。


手紙をポストに入れてっと。


これでいいかな。



私はこの時知らなかった。

この世界にもう坂本さんはことを。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る