もしもエルフが肉食系で山にこもると
@yoshimune7
第1話
何千年生きたか分からない途中で数えるのも辞めたハイ・ド・エルフ、セリオールの物語
ここはオーストラリアみたいな島国でひし形をしている、セリオールは中央の森に住んでいた。
しかしエルフ狩りが横行しているがマジックフィールドのお陰で何千人者命が毎回助かっている、今はセリオールしか出来なくなった魔法であった。
後継者にウィルと言う500歳の若者を弟子にして魔法を教え込んでいる泣きべそウィルは修行に耐えきれなくすぐに泣いてしまうが決して逃げ出さない少年であった。
100年が立ちウィルが武術も魔法もスキルも一人前になった時セリオールは免許皆伝を言い渡した、今度はウィルが後継者を育てるのだ。セリオールは森から姿を消した。
セリオールは近くの森でウサギや猪など禁忌されているのに調味料をかけてうまいうまいと食べていた、これが免許皆伝の理由かも知れない。
イベントリの中には肉類が沢山入っており人間とたまにあうと野菜と肉を交換している人間は肉が食べられて喜んでいた。そんな生活も50年で世代交代するのだから人間とは寿命が短い生き物だ。
ある時金髪の煤汚れたがりがりの獣人と銀髪の人間のがりがりの子供を拾った、クリーンをかけても取れない汚れに適温のお湯をかけてやりクリーンで洗ってやったら臭い匂いが消えた人間とは美醜の感覚が違うのでセリオールは可愛いと思った。最初はスープから飲ませてだんだんと肉を入れて食べさせた。獣人はシャティ人間はルナと名付けたどこに行くでも一緒に着いてくる二人は逞しくなり10年で大人に成長した、肉付きもよく魔法に武術にスキルもどんどんと吸収していった、この頃から食料調達も任せていたそんな時人攫いが森に入ろうとしたので仕留めてこい、と命令もし無理なら捨てるつもりだったが何の迷いもなく仕留めてきた。頭を撫でてやり目を細める二人は嬉しそうであった。人攫いが来た方向の街に最上級魔法火炎玉を焼け野原になるまで討ちつづけた。距離は1キロ以上離れているが朝飯前であった。それからは人攫いは来なくなったが山神様とお供え物を持ってくるようになった。二人に肉を持たせてやりお供え物の代わりだと伝言に走らせた。それからは良好に気づいて来れたと思うセリオール様は良くしてくれてますよという二人は嬉しそうであった。
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