重力使いの英雄譚〜異能が溢れた現代を重力の力で無双する〜

タコ翁

第1話

いつも通りの休日、いつも通り昼寝をしていると、世界が揺れた音がした。


俺は青野スバル。17歳の高校2年で偏差値は普通部活は帰宅部別に特にモテもしない一般人だ。

一般人と違うところは、少し卑怯なぐらいだと思っている。バレなきゃ犯罪じゃないってね♩


リビングで昼寝をしていると、何かを突き破るような音がして目を覚ました。


「ん、なんだ?とりあえず起きてみるかぁー」


目を開けて窓を開けてみると、空を覆い尽くすような真っ暗な闇が広がっていた。闇はスパークの様な光を発しており、この世のものではないことが一目で分かった。


「なんだありぁぁ、やばそうだ!逃げなきゃ!」


本能があれから逃げたがっていることが分かった。


スバルは妹と2人ぐらいだが、妹は友達と買い物に出掛けている。テレビで何かの警報が発令されたのが見えるが、今はそれどころではない。


「とりあえず穴と反対の方にいくぞ!」


家の外に出ると、前の家が解体されてるかの様にバラバラになっていた。


「なんだありやぁぁ‥クレーンでも降ってきたんか」


前の家の中から雄叫びの様な声が聞こえる…。


「本格的にやばそうだ」


バイクのエンジンをかけ、妹が行ったショッピングモールに向かった。


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