24話 高2 小5
あれからほぼ一日中泣き続けて、時間が経った。
「落ち着いた?」
「うん、落ち着いたよ。」
夢ちゃんのお母さんとかも、前宮さんも来てたけど、俺たちの様子を見て、俺にアイコンタクトを送っていた。
「・・・よし、夢ちゃん。今日もうそろそろ帰らないと行けない。遅いと危ないしね。夢ちゃんのお母さんにも連絡しないと」
「・・・分かったよ。」
夢ちゃんは元気なく頷く。
「うん」
「お兄ちゃん!!」
「どうしたの?」
「私、お兄ちゃんのために!何でもしたい!!何でもしてあげたい!」
あー、どうしよう。小学5年生の女の子にこんなことを言わせてしまった。
「良いよ。夢ちゃん、」
気にしないでと言いたいけど、流石にそう言う内容じゃないよな。2回もだし
お母さんの時も掃除を頼んだし
「・・・」
やっぱり、これは本人が思うとうりにさせてあげるのがいいと思ったんだよね。
「じゃあさ、これからも家にたくさん来てよ。」
「えっ?」
「俺、夢ちゃんのせいって言いたくないはないけど、一年もみんなと話してないと空気に付いていけないと思うし。だからさぁ俺が高校生の間は責任もって俺と遊んでよ。」
「いいの?」
夢ちゃんの小学生は俺で奪ってしまう重大な罪を犯してしまったのかも知れないが、ずっとこれから先も気にして、辛いよりは、中学生からは気分変えて欲しいし。
「うん、私責任もつよ!!」
ーーー
11月1日に
冤罪でもう遅いになったけど、ほっとけない
を投稿します。よろしければご覧ください。
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