第9話

俺は今日はブランコをやりに来ている。

 ふっと何となく、思い出が蘇ったからである。


ーーーーーー


 あれは小学校の甘酸っぱい俺の思い出、


 「今日は一緒にブランコで遊びましょう。」


女の子と一緒にブランコで遊んでいた。


 そして、その子は勢いを付けてブランコから飛び上がると、横にいる俺にブランコが飛んできて。


 そして、俺はブランコから落とされて、今乗って居たブランコが俺に更なる苦痛を与えた。


ーーーーーー

   

 そして、ドmになった俺は当時の記憶を思い出し、ブランコに勢いを付けて解き放つと、その場で寝そべる。


 ブランコが勢いよく俺に戻って来た。


 そして、俺に直撃しその衝突から昔を思い出していた。


 「キモ、ブランコに当たっているのに何で笑っているの?」


俺はその時の記憶をあまり覚えてなく、きっと女の子のすごい所でも見たのだろうと思って居た。


 いや違うなあの時から目覚めつつあったんだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る