クラスに嫌われているドM

激 辛

第1話

僕はドMである。痛いの大好き!罵倒大好き!


 僕はいっつもいじめられている。

 クラスの嫌われものだ。

  


ガラガラ 

  「おはようーー」

僕は朝から元気よく挨拶する

「、、、、、、」


うーん誰も返事しない、最近は睨みとかしてくれないんだよね。

クラスのみんな、、冷たいなー  

  あー冷たいなー、冷たいなー このゾワゾワする感じいい。


  罵倒もいいけど無視もいいな。 


  あーやっぱり、

 学校に置いといた、ノートが破られていない。

  うーん、やっぱりいくらドMな俺としてはこれは寂しいな。


 あーあの時感動がもう一度ほしい。

俺はあの快感を思い出す。


 『おはようーー』

元気に挨拶する。

『うるせぇ』『キモ』『ほんとキモイ誰に向かって挨拶してんの?あっ私じゃないよね』『学校くんなよ』

  あーやばい、やばい興奮してきた。

 そんな目でもっと見てよ!ソワソワしちゃうじゃん。

クラスの女子がこっちを睨んだ。

  !!やばっ一瞬興奮があがった。!!

 『あいつなにニヤツいてんキモ』 『見ない方がいいよ雪』

やばい、我慢できない。俺は更なる興奮求める。

  『みんなもっと仲良くしようよ、おはよう』

 俺はクラスに嫌われていることを知っている。挨拶されてたくないのを知っている。だからあえて言う。

  『キモイ』『無視しよ、むーしー』 『おぇ』

 あーやばい最高!!

 そして自分はあえて置いといた、破かれたノートを見つけた。

  最高かよ、、俺は気絶した。


  『おいっ、起きろー、お前また倒れたのかよ、起きろよ、

キモイお前なんてもう誰も保健室に運びたくない』

 

  そして今に至る。

  クラスは誰も、相手にしなくなった。


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