第四章 仲良くならないと2

変な奴かと思ったら、やっぱりただの、

高校生だ。


ふく。


だけどこの人は、頭は良いんだよね。

確か、将棋のアプリとか、プロ並みとか、

聞いた事があるしなぁ。


ま、私の友達関係は、さらっとしてるから、

全ての情報が、確定では無いのよね。


……先に進まないと。


別に、この人は、生理的に嫌な顔や体型は、

してないしなぁ。


よく見ると、普通に格好良い、か?

うーん"(-""-;)" 並より上かな。


あれだ。

好きでも嫌いでも無いタイプ。


無難ってやつ。


うんうん。


確かに、協力プレイ必須って、このアプリにも、書いてある。


ここは、私が、譲歩すべきだ。


意を決して、手を差し出すと、


「……さっきは、酷い態度を取って、

ごめんなさい(>_<) 君の言う通りだわ。

今は、凍った時を、戻しましょう!」


あえて、大きめの声で喋った。

そしてふくと、かたい握手を交わした。


「うん」


ほっとしたのか、どうなのか。


ふくが、くしゃっと笑った。


あれ。

思いのほか、良い笑顔😃だ。


私もつられて、

にっかと笑った。


こうして私達は、二人プレイを、

改めて、開始した。

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