第四章 仲良くならないと2
変な奴かと思ったら、やっぱりただの、
高校生だ。
ふく。
だけどこの人は、頭は良いんだよね。
確か、将棋のアプリとか、プロ並みとか、
聞いた事があるしなぁ。
ま、私の友達関係は、さらっとしてるから、
全ての情報が、確定では無いのよね。
……先に進まないと。
別に、この人は、生理的に嫌な顔や体型は、
してないしなぁ。
よく見ると、普通に格好良い、か?
うーん"(-""-;)" 並より上かな。
あれだ。
好きでも嫌いでも無いタイプ。
無難ってやつ。
うんうん。
確かに、協力プレイ必須って、このアプリにも、書いてある。
ここは、私が、譲歩すべきだ。
意を決して、手を差し出すと、
「……さっきは、酷い態度を取って、
ごめんなさい(>_<) 君の言う通りだわ。
今は、凍った時を、戻しましょう!」
あえて、大きめの声で喋った。
そしてふくと、かたい握手を交わした。
「うん」
ほっとしたのか、どうなのか。
ふくが、くしゃっと笑った。
あれ。
思いのほか、良い笑顔😃だ。
私もつられて、
にっかと笑った。
こうして私達は、二人プレイを、
改めて、開始した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます