もがれた翼
第7話
『僕には…1つ上の幼馴染みがいた』
『名前は』
『江波 真夏(えなみ まなつ)』
『とても爽やかで、でもどこか暑さを感じさせるイメージを心の中に持たせる様な』
『そんな名前』
『僕はいつもそんな江波真夏を、ナツ姉の事を頼ってもいた。そして尊敬もしていた』
『でもどこか、妬んでもいたんだ』
江波(幼少期)
おーいつばさ〜!
早くしないと置いていくよ〜!!
青峰(幼少期)
待ってよー!
ナツ姉〜!
ホント!
走るの早いんだから。
江波(幼少期)
ん?
ナニか言ったか〜!
青峰(幼少期)
・・・。
何も言ってな〜い!
江波(幼少期)
・・・。
なら、いいか〜。
僕はそんなこんなでなんとなく生きてきて、
気づいたら小学校を卒業していた。
ずっとナツ姉、江波 真夏に頼ってしまった人生だった。
大人からしたら小さい悩みに見えるだろう。
だけど僕にとってその悩みは、江波 真夏という存在は、とても大きな物だった。
このまま中学に上がってもナツ姉に頼ってしまったらどうしようもないダメ人間になってします。
その事を考えた僕は焦った。
そんな時だった。
青峰
えんげき部?
江波
そっ。
演劇よ!
自分がなりたいと思った人間になれる!
夢の様な部活動よ!
青峰
そんなに言うんなら。
ちょっと興味が沸いてきたかも。
江波
ホントに!?
やったね!
だけどそこはナツ姉の言う様な生やさしいモノなんかじゃなかったんだ。
それは清宮さん。
君が1番知ってる事なんだろうけど。
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