第17話
アサギリはおそらく同年代ほどだと思われる若い男のよく磨かれた革靴からフリルのうるさいウィザードスリーブ、金刺繍をあしらったウエストコートと、やはりフリルの小うるさい襟元、脱色メッシュの頭髪までを不躾に眺めた。
「わたしの身内が主催みたいなものですから……」
主催はアサギリも把握していないが、サザンアマテラス基地にしろ、ヴェネーシア水源郷にしろ、アサギリは無関係ではなかった。
彼女は腹を立てたわけではないが、どういうつもりでこの若者は声をかけてきたのか、探りを入れた。
「一目見て、タイプだなって思ったんですけど、ダメですか」
座席表があるため、名前などは席の場所を覚えていれば、特定できないことはない。テンセイ・イセノサキの席も、事前に配られたパンフレットならばとにかく、出入り口前に掲示されているものならばすでに代理のフブキ・マヤバシの名に書き換えられている。
「ダメですかって、何がですか」
若者は頼りなさげにへらへらしている。へらへらしている男ならばアサギリはもう1人知っているが、この目の前にいる男は自尊心に対する守りが入っていて、嫌味な感じがある。
「ナンパしてるんです」
「ああ……そういうのは、ちょっと」
彼女は目の前に羽虫でも飛んでいるみたいに手をひらひらと振った。繁華街の駅近くを若い女一人で通ればよくあることだった。だがここはそうではない。モーリエ・アムールグランドホテルである。
「ダメですか。一目惚れしちゃったんですけど……」
なかなかの華美な美青年であるが、それが美容整形であることはアサギリにも分かっていた。繁華街の一流ホストクラブの宣伝トラックに印刷されたホストと、多少の化粧や加工の差異はあれど、目鼻立ちの造形が同じである。衣装の感じからしても彼はホストなのかも知れない。ホストクラブストーン・ハートでのアサギリの羽振りの良さを聞いて、勧誘に来たのかも知れなかった。三途ワタラセには相当の額を注ぎ込んでいる。そういえば、彼も整形をしたいと言っていたため多少の個人的な惜しさはあれど、その費用を出した。しかしそれは千切れた耳朶の修復に使われた。
「そういうのは本当に……」
アサギリはマヤバシを探した。いない。
「お連れの方なら、さっきロビーのほうに……女性と一緒でしたよ」
「女の人と?」
「なんだか気持ち悪そうでした。女性のほうが。付き添いみたいです」
「なるほど」
そこに野太くも艶のある声が混ざった。アサギリはその主を
「ここは合コン会場じゃないそうだよ」
ポテンザは鷹揚としている。若者のほうはばつの悪さも特に見せず、一度だけアサギリのほうを見遣ってから踵を返した。
「すみません……」
「いやいや。おシマさんに看ていてくれと頼まれているんでね。食うかい?」
ポテンザは一口サイズのケーキがいくつか乗った皿を差し出した。アサギリは首を振る。すると彼はフォークを突き刺してひとつ食らった。
「フォーティタウゼント指揮官に……?」「要人警護。ついでにデートも兼ねて」
アサギリは椅子の背凭れを掴みながら身を捻り、ホールを見回した。
「それじゃ、フォーティタウゼント指揮官は、」
「マヤバシくんについた女が怪しいって、追っていった」
「怪しいって……大丈夫なんですか」
ポテンザは返事をしない。アサギリはそこに引っ掛かる。ただ黙々とケーキを食い、結露したコップに入った水で流し込んでいる。
「ポテンザさん……」
「反基連の輩が紛れ込んでるらしい。さっき声をかけてきたあの若いのもそうだろうね」
ポテンザの携帯電話が鳴る。彼はすぐに耳に当てた。まるで連絡が来るのを見越していたみたいだった。
「大丈夫かい?……それは追い払った……―了解」
彼はちらとアサギリを一瞥する。彼女は不安になる。
「副基地長さんが迎えに来てくれるらしい。彼も忙しいね。マヤバシくんと一緒に帰るといい。せっかく知り合えたのに、急だけど、安全が第一だからね。君たちの話はシマから聞こう。デートを取り付ける口実にもなるからね」
「マヤバシくんは……」
「何ともないさ。痺れ薬をちくりとやられたみたいだけど」
アサギリは椅子を喚かせて腰を上げた。ポテンザの大きな手が彼女の肩を押さえる。
「心配なのは分かるよ。でも焦るな。今ここには基地の連中を煙たがっている輩が紛れ込んでいて、安心できる状況じゃない。まず君が無事じゃないことには、マヤバシくんは自分の立場を後悔する。そしてぼくとシマみたいになる。若い君らのそんなのは、見たくないね」
アサギリは周りを警戒しているポテンザを見上げた。失明には至らなかったとはいえ視覚障害が残ってしまったこの人と、シマ・フォーティタウゼント指揮官は何故別れてしまったのか。おそらくあの頃はまだ結婚していた。そしてその夫の怪我に対して、彼女は自責の念に駆られたのだろう。擬似パイロット訓練の責任はシマ・フォーティタウゼント指揮官に無いとはいえなかった。
「片輪はあんな別嬪さんには相手にされないかね?」
「そんなことは、ないと思いますけど……」
近くで見たとき、確かにポテンザの片目は暗闇の中に潜む猫みたいな輝きを瞳孔の奥に抱いていた。これが彼の負った傷なのだろう。カラーサングラスを掛けているのはそれを幾分かでも誤魔化そうとしているらしい。
「マヤバシくんのことはシマに任せよう。副基地長さんが来るまで動くな」
「はい……」
アサギリは静かに座り直す。
「それにしても、優しいおにいちゃんなんだな、マヤバシくんは」
「はい。いつも助けてもらってばっかりで。優しい人です、本当に……」
黙ってしまうと、自身の言葉が甦る。
「ああ……えっと………」
「惚れてるんだねぇ」
「わ、分かんないですけど……」
アサギリは顔を赤くした。
「認めちまえばいいのさ。そのほうが簡単だ」
「どういう"惚れてる"かは、やっぱり分からないですけど、幸せになってほしいとは、思います」
顔が火照った。指揮官の元夫を見られない。口笛を吹かれてしまった。
「ところで、さっきから君をじとじと見ている若い坊主がいるんだが、知り合いかな」
「え?」
アサギリは振り返った。
「壁の水墨画。茶髪の、タキシードに着られている……反基連にしては浮きすぎているな。あれではスパイは務まらないよ」
彼のいう若い男はすぐに見つかった。視線が
「ああ、エンペラーマールの代表の知り合いか」
「え」
アサギリはまた驚いた。
「あのおっさん、エンペラーマールの代表だよ。お偉いさん。なんていったかな……そうだ、トキミネ・バンドウ氏だ。エンブリオ開発にしろ基地運営にしろ、結構な出資者って話だぜ」
彼女はハジメ・バンドウが桜桃の浮かんだカクテルグラスを握ってぶっきらぼうに突っ立っているのを眺めた。中年男性と話している。その姿は少し怯えているように見えた。
「あの子、未成年なのに……」
カクテルグラスの中身は子供も飲めるようなドリンクなのであろうか。
「あまり見ていると怪しまれるぞ、お嬢さん」
「すみません……」
アサギリがテーブルや椅子の向きに倣い、もう誰も居なくなって寂れたステージへ首を戻そうとしたとき、妙な気配に身体が鞭打ちになったような感じがあった。鈍い物音は、絨毯によってさらに曇って聞こえた。
隣から発せられる雰囲気にも殺伐としたものがある。
アサギリはまた振り返った。気に入りの、多額の金品を貢いだホストが両腕を広げて、大きく目を剥いている。その後ろに立つ偉い人だと説明された中年男性が、背後で起こった出来事に振り返ろうとしている様が、遅送りに見えた。
三途ワタラセもといハジメ・バンドウに真正面から突っ込む人の姿にアサギリの意識がいくのもまた遅送りだった。彼女が立ち上がる。隣の指揮官の元夫も立ち上がるところだった。すべてが遅送りで、無音状態だった。
異変に気付いた人々の行動は様々である。ピピピ、と高い音だけが、場を占めていた。
アサギリはその音にもその正体にもすぐに気付いた。そしてその出どころ近くにホテルの従業員が立っていた。まだ若く、新人めいているけれど、仕事上、数歩後ろにすらも逃げるわけにもいかなかったのであろう。
アサギリのヒールが絨毯を蹴った。しかし力強い腕が彼女を引き留めてしまった。耳を破壊するような爆発音があった。頭を押さえ込まれ、彼女は身を低くする。爆風が頭上を通り過ぎた。華美な衣装は粉塵を纏う。振りかけた香水もまた吹き飛ばされたのかもしれない。無機質な匂いと、鼻腔を
あれは幻ではなかったか。気のせいでは。人違いでは。いいや、人違いであろうと何者かが爆破に巻き込まれた。
やがて口元を覆う者が、そのまま彼女を後ろへと引いた。逃げろという意味合いのようであるが、上司のことが気になった。アサギリは頑として動かなかった。そのうち彼女は屈強な腕に抱き竦められた。持ち上げられてしまえば抵抗のしようもない。
「イセノサキさんが、」
「構うな」
指揮官の元夫の声は先程の穏やかなものとは打って変わって低く、有無を言わせない。それが彼に課された任務である。
スプリンクラーが作動し、煙が落ち着いてくる。
アサギリはぬるりとしたスプリンクラーの水とも違う濡れた感触を手に覚えた。粉塵を睫毛に纏わせて薄く目を開くと、血がついている。しかし彼女は全身に問うてみても、出血するような痛みはどこにもないのである。
「ポテンザさん……?」
やがて視界が拓けてくる。
「怪我は?」
「ないです……けど………」
思っていた以上に近い距離に彼はいた。片膝立ちで、梨瓜を思わせる太腕には小型のナイフが突き刺さっている。
「ポテンザさん……肩が………」
「こんなものは擦り傷だよ」
次々と惨状が見える。エンペラーマールの代表の膝に寝かされている三途ワタラセもといハジメ・バンドウは目元を擦り、まだ動く力があるようだった。しかし爆発物の設置されていたと思われる場所に飛んだイセノサキは観葉植物やテーブル同様に横たわっている。ホテルの従業員を守りきれたとみえ、その者は四つ這いのまま呆然としていた。
イセノサキは横腹から血を流して、虫の息だった。彼は眼球を動かして辺りを見ている。
「イセノサキさん……!」
駆け出したとき、ヒールがアサギリの邪魔をした。足首を捻ったが、瞬時に忘れた。
「イセノサキさん!」
「来るな、ミナカミ……」
眼鏡が吹き飛んでいるけれど、上司はアサギリを見つけた。首も頭も動かさず、目玉だけが彼女を捉えている。しかしゆっくりと彼女から焦点がずれた。
アサギリは日頃口煩く堅物で、長年共にいても親近感の湧くことのなかった
ホールの外で銃声があった。今起こったばかりの爆発で聴覚が不能になったみたいな静けさが続く。銃声の正体は果たして市民の味方か、
入ってきたのはコントレイナ・ミナカミ=コガラシ・ラヴィンフルスと、その息子の許嫁スズカ・フロレスタ=パレス・カープバナーである。どちらも銃を手にしていた。義妹となるかも知れない娘は、コントレイナの護衛をするような立ち回りで、可憐な見た目と乖離している。彼女等はホールの中を覗いた。
「イセノサキ」
アサギリは母親の冷たい声を聞いた。守られながら悠々とイセノサキへ歩み寄ると、横たわる彼を淡白に見下ろした。堅物は怪我を負いながらも起き上がろうとする。しかし上体は起こせずにいた。
「ご苦労」
コントレイナはそれだけ言った。そしてアサギリを捉えた。護衛に気を遣うことも、イセノサキを他に労わることもなく、娘のほうへやってくる。
「無事ね」
アサギリが母親を見上げた時、その人はつい少し前話した人物とは違うような気がした。しかし顔形は同じなのである。母親は立場のある人間だ。この場で母親の貌はできないのであろう。
「はい……」
知り合いや上司が怪我をしているのだと泣き付きたかった。しかしそうできるほど、社会的にもまた子供ではない。
「よろしい。―各々身の安全を確保しながら避難なさい」
コントレイナは静寂のホールで声を上げた。
「救護部隊、突入せよ」
彼女はインカムに話しかけた。外から地鳴りがする。足音であった。この事態はおそらく緊急であり、しかし想定されなかったものでもないらしい。異国の軍人たちが流れ込み、爆発の現場にいた人々を捕縛の如く介抱していく。
―後から分かったことだが、すでにこの時点で、反サザンアマテラス基地運動連盟の2人が射殺されていた。
次々に無辜の市民が、異国の軍人に連れ添われ避難していく。彼等から発せられるのは流暢な
基地関係者より市民が優先されるようであるが、それでも負傷しているハジメ・バンドウよりも先にエンペラーマールの代表トキミネ・バンドウが保護されたのは忖度かただの偶然か。
アサギリは母親とポテンザ氏の顔色を窺ってから仰向けのまま動かなくなってしまった上司の元に駆け寄った。
「イセノサキさん……」
脇腹に破片が刺さっている。鼻血を流し、耳腔も赤い。
彼は
アサギリは触れようとして手を翳しながら、どこならば触れてもいいのか分からず、その掌が宙を彷徨った。
「ミナカミ………」
真っ赤に染まった口腔が見えた。唇も艶やかに濡れた。鼻血が左右の頬に分かれて流れ落ち、胸の浮沈もおかしい。
「イセノサキさん……っ、」
「こんな時に、言うのは………卑怯だが、…………」
「ああ……イセノサキさん…………喋らないほうが…………」
言葉の続きを聞きたくなかった。直面したくないのである。その言葉を聞いたがゆえに、恐れていた事態に向かっていったら……
「ミナカミ」
戦慄いた手がアサギリに触れる。
「俺と……結婚してくれ」
「ああ!イセノサキさん……!」
爆破が彼をおかしくしてしまった。容態の深刻さにアサギリは嘆いた。外傷から想定されるものより重いのだろう。この上司とは二度と会えないのかもしれない。その実感がやってきたのだった。喉に筒でもぶち込まれたような異様な不調を起こす。
「イセノサキさん……!」
「好きになさい。イセノサキ。よくやってくれました。ですがここまで。約束どおり後はお好きになさいな」
アサギリは淡々とした母親を振り返った。
「お母さん……」
「イセノサキは貴方の傍にいるために基地に入ったのです」
アサギリは上司を見遣った。彼は事切れたみたいに目を瞑っていた。
「アサギリ。狼狽えている時間はありませんよ。船でも爆破テロが起きました。私は行かなくてはなりません。貴方も避難なさい」
次から次へと衝撃的なことが起きて、アサギリは卒倒しそうになった。その横でイセノサキは担架に乗せられ、後ろではポテンザ氏が応急処置を受けている。
「上の階に忘れ物が……」
異国の軍人がアサギリを待っているようだった。しかし彼女は躊躇う。
「諦めなさい。避難で忙しいでしょう」
「わたしの護衛が……」
「貴方が護衛のためにその身を危険に晒すのですか」
仕事中の母親と関わるのは初めてではないが、やはり苦手である。
「反基連の輩が、どこに潜んでいるのか分からないのですよ」
「私が行きます」
ポテンザ氏が
「手負いの者に護衛は務まりません」
「生かして帰ります。必ず」
「……好きになさい。アサギリ。その身体は貴方1人のものではないのですからね。貴方のその力は。5分で戻ってきなさい」
「はい」
大男に促され、アサギリはホールを出た。エントランスから、緊急車両の点滅が見えた。
「5分てのが厳しいね。エレベーターも使えないのに」
アサギリは非常階段を前にヒールを脱ぎ捨てた。直後、身体がひょいと持ち上がった。
「えっ」
「何かあったら絶対にぼくを置いて逃げなさい。これは約束だ。酷かも知れないけれど」
そうして人ひとりを抱えているとは思えない身軽さでポテンザ氏は階段を駆け上った。5分で戻るのは無理であろう。それでもポテンザ氏は妥協しなかった。エレベーターを利用すべき階数まで、腕を怪我しながらアサギリを届けた。
部屋に飛び込む。ベッドに腰掛けていたレーゲンは目を丸くしてアサギリを捉えた。
「なんだ」
「逃げるよ、ランドロックトくん」
縄を解いている間はなかった。彼女はレーゲン・ツキヨノ・ランドロックトまたはレーゲン・ランドロックト・ツキヨノの腕を掴んで引っ張る。
「何かあったのか」
「下で爆破テロがあったの。イセノサキさんが、怪我しちゃって……」
怪我という程度ではなかった。重体であろう。アサギリの表情が曇る。レーゲンもまた訳の分かっていなそうな顔が急に引き締まった。
「説明は後だから」
「分かった」
部屋を出て、ドアの前で周辺を見張っていたポテンザ氏と合流する。レーゲンも彼を初めて見るようだった。
「5分は無理だな。さすがに」
ポテンザ氏は腕時計を確認していた。下りは危険だったのだろう。アサギリは自分の裸足で階段を駆け降りた。
エントランスで峻厳な顔付きの母親が待っている。
「5分オーバーしていますね。遅刻です。アサギリ、乗りなさい」
それからコントレイナは娘の傍に立つ、後ろ手に縛られた男を見遣る。
「すみません。"お楽しみ中"だったものですから」
その不審そうな眼差しにアサギリは有る事無い事を言った。彼が息子を撃ったことは、今知ることではない。
「よろしい。盾にはなるでしょう。アスマデモニヲまで戻ります。船の損傷は激しいようですから、貴方がこちらにいてよかった」
「でも、船にはたくさんのパイロットが……」
「……貴方が娘だからです」
しかしその一言はどこか冷たく固い。アサギリは寒気を覚えた。仕事中の母親だからであろうか。
レーゲンを助手席、アサギリを後部座席に乗せ車が発進する。
コントレイナ・ミナカミ=コガラシ・ラヴィンフルスは多忙な人物である。彼女は車内でタブレットを取り出し、映像を見ながら通話していた。画面には4分割され、黒煙を上げるクルーズ船があらゆる角度から映っていた。
「―連絡がつかない?事態は一刻を争います。それならここのパイロットに乗ってもらいなさい。どちらでも構いません。けれどあの子の機体は小回りが利き過ぎるみたいだから、アスマのパイロットのほうが手慣れているのではないですか」
アサギリは隣から画面を見ていた。エンブリオ・アスマのパイロットはノワキ・シオザワフカザワだ。
「今何をしているの?…………まぁ」
画面が切り替わる。サザンアマテラス基地所属のエースパイロットが画面に映っている。端末を耳に当て、カメラを気にしているところからして映像はコントレイナに届き、しかし通話相手はまた別にいるのだろう。赤いリボンを髪に結わえた少女然とした人物が生ける人形を抱いていた。彼女がエンブリオ・アスマのパイロットである。
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