第13話

学校にラクガキがされて居た。


もう、虐めには慣れてると思ったけど、これは酷い。


「優てめぇ」


俺はクラスメイトに胸ぐらを掴まれた。


何、何?どう言うこと?いや、虐めだろうけど、今日は明らかにいつもより酷い


「ごめん、俺が何したの?」


「優、聞いたぞ!てめぇ、春さんのことをずっと脅してたんだってなぁ」


「えっ、なんのこと」

いや、口で言いながら思った。


「私も、聞いたよ!!それに証拠もあった。VRゲームで二人で無理矢理結婚生活をさせてったって」

そのことなの、やっぱり、俺脅してなんか


春さんが居る。

俺を恨む目で見ている。


「ぐっ」

そして、ストレートが入る。

凄く痛い。


「最低!!」


「クズ!!」



そんなぁ、そんなぁ、俺はそんなことしてないのに、


そんなことしてないのに、


また殴られる。痛い。


クラスから睨まれる視線が痛い。罵倒も辛い流石にみんなでされるのは痛い。


春さんは笑っている。俺を見てうすぎみ、わるく、まるで復讐してスッキリするのを抑えてるような顔だ。


そして、先生の足跡が聞こえる。みんなは一斉になかったように、態度になる。でも、俺の腹は痛いまま


はーさん、いや春


ずっと騙してたの?ずっとこうしたかったの??


それともこうしたくなったの?なんで、


何でよ。痛いよ。痛いよ。はーさん

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