第6話 魔法
”先生”はそのまま何かを呟く。
すると”先生”の手には新しい本が乗る。
光の粒が積み重なるようにしてできたそれはまさに近くにあるそれと同じような形になる。
”先生”はそれをそのまま棚にしまい、ここから外へ出ていく。
俺はそれを確認して自分の名前が書かれた本を手に取る。
基礎データの欄を飛ばして魔法について載っているページまで飛ぶ。
全員が魔法を生まれ持つので、誰も知らないというだけで魔法自体はあるはず。
一応”模様”は出ているので強い魔法ではあるはず。
よく分からないが、誰も知らないはずの情報が書かれていたので、魔法の情報が載っていてもおかしくはない。
そんな思いを胸にページを見ると、そこにはこんな言葉が書かれていた。
『黒魔術』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます